東卍の参謀に恋した少年 2(三ツ谷隆) (ページ31)

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ヒ「かっこいいね、柴くん！」

ヒナちゃんはめっちゃ笑顔で八戒に話しかける

だが、それは無駄な事だ

だって

八「……」

柚「あーヒナちゃん、気ぃ悪くしないで」

『八戒はすっごい奥手って言うか……女子に話しかけられると強制停止(フリーズ)しちゃうんだ』

めっちゃ、ポンコツなんだよなー

タ「あ、あのさ！！！二番隊副隊長ってことは三ツ谷くんと仲良いのか？」

タケミっちが何か話題を…！と話し始める

八「腐れ縁だよ……」

八戒からしてタカちゃんは"お兄ちゃん"みたいな感じなんだろうな

何かあれば直ぐにタカちゃんー！って寄って行ってるし

ブォン!!

もうすぐ八戒の家に着くという所で沢山のバイクの排出音が聞こえた

まさか……

柚「八戒やばい……兄貴が帰ってきてる」

BDと描いてある特攻服を着ている不良が家の前に50くらいいる

私は直ぐにタケミっちとヒナちゃんの前に立った

八「花垣、悪ぃ…今日は帰ってくれ」

『そうした方が良さそうだね……2人とも早く帰ろ』

2人の手を掴んで今来た道を戻ろうとしたら後ろから声が聞こえた

九「これはこれは"若"じゃねぇかよ！！」

八「ココ……」