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その日の夜中
私は1人である人のお墓に来ていた
『ふぅ、来るのが遅くなってごめんね
シンイチローくん』
真一郎くんはマイキーとエマちゃんのお兄ちゃんで私も昔からお世話になっていた
私は持ってきた紫苑の花を飾りながら話す
『今日はね、相談があってね、』
シンイチローくんは私の話をいつも聞いてくれていたから
ついお墓の前で愚痴ってしまう
『私、新しいチームを創るんだ。……でもね、私にはマイキーみたいにカリスマ性もないし、シンイチローくんみたいに皆に慕われてない』
やっぱり、女だからといって甘く見ている人も多くてと、付け加える
自分で言っていて涙が出そうになった
『ねぇ、シンイチローくん。もし、貴方が生きていたら私にどうすればいいのか教えてくれますか?』
〜〜〜〜
昔、まだ私とマイキーが出会ってない頃、私は不良たちに絡まれていて怖かった思い出がある
「おい、金出せよぉ!おら!」
『あ、え、あの…お金持ってません』
本当は二〜三千円くらい持っていたけど渡すのは嫌で嘘をついた
でも、アイツらは嘘に気が付き私を殴ろうとした
その時だった
シンイチローくん達が助けに来てくれたのは
当時
今思えば、これが私の初恋だったんだなと、思う
それからシンイチローくんは何かと私に気をかけてくれた
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名無し59335号(プロフ) - 指摘ありがとうございます。 タグは外しましたのでこれからもよろしくお願いします (2022年7月22日 12時) (レス) id: 4283a29013 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 失礼します。この作品は二次創作でありながらオリ/ジナル作品になっています。ルール違反なので、オリジ/ナルのタグをきちんと外していただくようお願いします。作品を作られる際はルールをよく確認されて下さい (2022年7月22日 11時) (レス) @page4 id: 09c503bb24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なーゆ | 作成日時:2022年7月22日 10時