拾ってくれた人は歌い手3 【96猫】

117話 ページ18

96猫side


Aに何回も呼びかけた

でも返事が帰ってこなくてどうしたらいいのか分からなくてパニックになってるとさかたんがAの脈を測っていた

坂田「96、大丈夫だよ！寝てるだけだから」

96「よかった…」


天月「で、あなたは最初僕達が言った言葉覚えてますよね？」

母親「なんなのよ！あんた達！勝手に入ってきてあんなクソみたいな子供の事大事ですよアピールなんなの！あの子は私の物なの！あんた達に何がわかんのよ！」


96「わしはAの事大事です。ずっと一緒にいる。捨てないって約束しました。あなたみたいにAのことを物だと思って接していた人にAの事が何が分かるんですか？あんなクソみたいな子供って言いましたよね？Aはあんなに優しくて可愛くて頑張り屋さんでいつも笑顔でわしらを笑顔にしてくれる大事な子です。そんな大事な子を変な風に言わないでください。Aの事はわしが責任を持ってわしが死ぬまで育てます。何か問題ありますか？」


わしはAを抱っこしてAの母親に説明した


母親「…ぃ…いいわよ！そんな子要らないから！」

わしらは家から出た


天月「96ちゃん！かっこよかったよ！」

うらた「あんな奴がAの母親とか可笑しいだろ！」

坂田「かっこよかったな〜」

志麻「96ちゃんのかっこいいとこ初めて見た」




なんなんだあの人たちは！




96「わしだってたまにはかっこいい時あるわ！それに！わしとつっきーの子だもん〜！ずっと一緒にAの事守るんだよね？パパさん？」


ん？


天月「96ちゃん！」

なんでこの人泣いてるの？

え？

うらた「お前恥ずかしくないの？」

坂田「嫌だわ〜！」

志麻「キャーーー！やば！！」


天月「うん！一緒にAの事育てようね？ずっとね！約束かだらね！ママさん？」


96「うん！」


握手をしたらAの手がわしらが握手した上に乗っていた


『…約束』


96「約束！絶対に守るからね！わしが無理だったらつっきーだけどね！」

天月「約束！頑張ります！」



暖かいね

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