扉【まふまふ】

48話 ページ48

貴方side

まふくんはあの後作業するって言って部屋に行ってしまった

聞こうと思ったけど、忙しそうだから邪魔しちゃダメだよね

私はそらるさんの曲を聞く




私はバラード系が好きだな…やっぱり

そう思って、リズムを作る

今日はなにか降りてきたらいいけどな

そう思いながらピアノを触る



良いリズムが思いつき急いで録音して、メモする


でも、だんだんと進まなくなる



自分に対してイラついてきて、私は体育座りをする

膝に自分の顔を埋める


なぜ出来ないのか

なぜ手が震えのか








　 なんで？




　 やめてよ


もしも



　 そらるさんが満足いかなかったら




私は


　 捨てられるかな？







　 まふくんに







　絶対に嫌だ



必死に手を動かす




　 疲れた




そんなの知るわけない









．









リズムが出来た





歌詞を書こう

メモ帳を取り出した

歌詞が思いついた時にいつもメモしている

使った歌詞は✕っと端に書いてる

そらるさんに合いそうな歌詞を見つけ、リズムに合わせる









．









完成に1週間はかかった






『…出来た…ねよう』

保存をしてベッドに行く

でも、自分の部屋のベットに寝っ転がっても寝れない


私は起き上がり


『…おふろはいりたい』


好きではないお風呂を今入りたいっと思ってしまった


ふらふらする足でお風呂場に向かう


まふくんはいないのかな

寂しいな


お風呂に入り、髪の毛も洗って、サッパリした


私はまだふらふらする足でまふくんと一緒に寝てるベッドに向かった


頭は回らないし、足はふらつく


早くベッドに……



体の限界を感じて









床に倒れた。

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