過保護な学園長の娘は天才ちゃん【ツイステ】 (ページ32)

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29話ページ32

不良A「よく見ると君かなり可愛い顔してんじゃん。弁償はいいから俺たちと遊ぼうぜ？」

『え…遠慮しときます』

不良A「あぁ?」

『え？』

不良B「ｴｯ」

『カルボナーラ分の金渡すからはよどっか行けください』

不良B「くっ…き、今日はこの位で勘弁してやるよ!
あとそんな目で軽蔑されたら顔可愛いから興奮するわ!!!」

『…(･ω･)ｷﾓｽｯｽ』

エース「A強…全て顔で解決か」

『とにかくご飯食べよ。朝ごはん食べてないし』

デュース「はぁ、ひどい目にあった。
優秀な魔法士を輩出する名門校にあんなテンプレ不良がいるとは…」

『…』

グリム「では気を取り直して！いただきまーす!はぐはぐ!うまーい!
オムレツの卵がふわふわで中からチーズがとろーり！
はぐはぐ！ところでオマエたちの寮は今朝見たけど他の寮ってどんなのなんだゾ?」

『あ、それはお父さんに教えて貰ってないや…』

ケイト「学園のメインストリートにグレート・セブンの石像が立ってたじゃん？
あの7人に倣ってこの学園には7つの寮があるんだよ。」

『ケイト先輩!?』

エース「げっ！アンタは今朝の！」

グリム「オレ様達を騙してバラに色を塗らせたヤツなんだゾ！」

ケイト「騙したなんて人聞き悪いなあ。
オレもやりたくてやってる訳じゃないんだよ？寮の決まりだから仕方なくやってるだけで。」

デュース「めちゃくちゃ笑顔でしたけど…」

『怖かった』

ケイト「まぁまぁAちゃん、デュースちゃん。
寮の外なら例のルールに従わなくて良いし今のけーくんは後輩に優しい先輩だから。」

『は、はぁ…』

デュース「ち、ちゃん付けはやめてください、先輩！」

『でも可愛いよね』

デュース「Aまで…」

トレイ「はは。それはケイトの愛情表現だからな。」

エース「つか、隣のアンタは誰？」

トレイ「おっと、悪い。俺はトレイ。トレイ・クローバー。
ケイトと同じくハーツラビュルの3年だ。」

『トレイ先輩…っと』

トレイ「君は学園長の娘で新入生のAだろう？」

『よくご存知で』

トレイ「ケイトに聞いてる。昨日はうちの寮の奴らが迷惑かけて悪かったな。」

エース「って、ちゃっかりAの隣に座ってるし…」

ケイト「まーまー。せっかく会えたんだから仲良くしよーよ。
とりまデュースちゃん、アドレス交換しよ！」