過保護な学園長の娘は天才ちゃん【ツイステ】 (ページ27)

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24話ページ27

『え』

エース「つか、なんでそんな変なことしてんの?」

ケイト「だってパーティの日の薔薇は赤がフォトジェニック！みたいな？
オレ、次はパーティでやるクロッケー大会のためのフラミンゴに色を付ける仕事があるから忙しいんだよね〜」

『フラミンゴに色つけるって…パワーワード』

エース「それオレも思ったー…」

デュース「つまりエースが盗み食いしたタルトは寮長の誕生日パーティ用だったんですね」

『なるほどね』

ケイト「んにゃ?違うけど」

『え』

エース「違うんかいっ!じゃあ誰の誕生日なんすか？」

ケイト「誰の誕生日でもないよ。
明後日は我が寮伝統の「なんでもない日」おめでとうのパーティ。」

『なんですかそれ』

ケイト「誰の誕生日でもない日を選んで、寮長の気分次第で突然開催されるティーパーティだよ」

エース「なんだそりゃ!?」

ケイト「とにかく、理由は後、後!」

ケイト「今は薔薇を赤くしてくれればいいから!
デュースちゃんとグリムちゃんとAちゃんは魔法でやれるよね!」

『あ、はい…』

ケイト「エースちゃんは魔法が使えないからこれ、ペンキ。」

『っ‪w』

エース「(＾ω＾ )A〜…」

デュース「ま、魔法で色を変える、ですか…」

グリム「そんなのやったことねぇんだゾ」

ケイト「Aちゃんは大丈夫だよね!
ダイジョブ、リラ〜ックス!なんとかなるなる！寮長に首はねられたくなきゃ急げ〜」

『くっ、ケイト先輩実は腹黒…?』←
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ケイト「さあ、急いで薔薇を塗って〜!ピンクでも緑でも青でもダメ。綺麗な赤でヨロシクね!」

エース「ったく、仕方ねーな…パパっと終わらせちゃえばいーんでしょ」

デュース「上手くやれるかは分かりませんが精一杯頑張ります!」

グリム「オレ様にかかれば朝飯前なんだゾ!オマエもサボらずしっかりやれよ!」

『…』
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デュース「ちょっとコツが掴めてきたな」

グリム「よし、オレ様が一気に終わらせてやるんだゾ!ふな〜っ!」

『あ』

色んな色に染まった薔薇

…(諦)

グリム「…ふなっ?」

ケイト「こうするんだよ、それっ!」

真っ赤に染まった薔薇

おぉ…(驚)

エース「すごっ!さすが3年生!」

デュース「っていうかA…魔法使ってるフリして使ってないよな?」
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最終更新日 2021/02/03 02:24