【呪術廻戦】五条悟の最初の生徒 (ページ28)

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高専時代ページ28

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名前side

要所要所で子供っぽさが残る言動はその名残か。

先生の高専時代………………ちょっと興味あるな。

名前『家入さんは五条先生の同期なんですよね？

学生時代の先生ってどんなだったんですか？』

家入「性格も口も悪くて一人称は｢俺｣。

クズを煮つめたようなやつだったよ。

正確に言えば今も性格はクズだけど。」

凄い言われよう。

ていうか一人称｢俺｣だったんだ。

あの風貌でそれって完全にヤのつく仕事の人……

家入「……まぁ、夏油の事があったからな。

アイツら仲良かったんだよ。

だから荒れるかと思ったが全く逆だった。

むしろその後の方が大人になったね。」

名前『！』

夏油傑……

元特級術師で村人を大量虐殺した後、呪詛師となった。

そうか、彼も同期か。

仲良かったんだろうな。そんなに変わるなんて。

でも同期がいて羨ましいとも思う。

家入「それでも、君が来てからは随分楽しそうだ。」

コーヒーを飲みながら家入さんはそう言って薄く笑った。

そんなことはないと思うけど……

そうだったら少し嬉しいな。

家入「五条をよろしく頼むよ、名前。」

名前『……はい。』

家入さんにそう言われて、悪い気はしなかった。