【呪術廻戦】五条悟の最初の生徒 (ページ19)

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オフの日ページ19

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名前side

伏黒「名前さん、何読んでるんですか？」

任務も学校もないオフの日。

私は伏黒宅に上がり込んで暇を潰している。

津美紀ちゃんは友達と遊びに行ったらしく、家には恵君1人だけ。

ちなみに何回か会ううちに名前で呼んでくれるようになった。

名前『宿題は？』

伏黒「終わりました。」

名前『どれどれ。』

私の隣で宿題をやっていた恵君のドリルを覗き込むと綺麗に埋まっていた。

親が見てない割に頭良いな。

小学生ってみんなこんなもんなのかな？

名前『本当だ、凄い。全部合ってる。』

伏黒「………普通ですよ。」

名前『スーパードライだね。』

私が頭を撫でると顔をそらされた。

こういうの嫌だったかな。

伏黒「それで、何読んでたんですか？」

名前『あぁ、コレ？』

そう言って手元の本を渡す。

恵君はそれを受け取ってパラパラとめくった。

伏黒「…小説？」

名前『そう。ノンフィクションのね。』

伏黒「ノンフィクションってなんですか？」

名前『実際にあった話って事だよ。』

恵君に渡したのは夜と霧。

ちょっと小学2年には早いか？

名前『ちょっと難しいかも。

読むんだったらもっとファンタジーとかのを……

……………………………恵君？』

私が声をかけた時、もう既に恵君はその本を読み始めていた。