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やりたいように ページ18

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名前side













先生は悪態ついてまたケーキをひと口食べる。




それを見て私はカップをソーサーに戻した。













名前『でもそれでいいんですよ。





ただ教師をやりたいなら術師をやめて免許取って、一般の高校にでも就職すればいい。





あくまで五条先生は後世育成のために教師になったのでしょう?





だからやりたいようにやればいいんですよ。』









いただきますと言ってガトーショコラにフォークを入れる。




口に入れるとビターなチョコ独特の味が広がっていく。





さすが高いだけあるな。くど過ぎず美味しい。










また一口食べて五条先生の方を見ると口を開けてフリーズしてた。






その顔どういう感情?











五条「…名前って実は僕より年上だったりする?」






名前『仮にそう見えるのなら眼科をオススメしますよ。



六眼バグってんじゃないですか?』







五条「相も変わらずムカつくね。」










ヤレヤレと言うように先生はケーキを食べるのを再開した。




そっちから言ってきたんじゃん。









自由だな。まぁ、五条先生だしな。





それで済む思考になってきてるのは私がこの人の生徒だからだろうか。






はたまた感性が似てるのだろうか。











………………鳥肌立ったわ。










言葉とは裏腹になんだかご機嫌な先生。





それを横目に、第1回個人面談は緩やかに終了した。

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作者名:あおい | 作成日時:2021年2月25日 17時

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