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貴方side


ドアを開けると外よりも少しだけ呪いを強く感じた。







五条「僕らはただの見学だから、梅は1人で任務をやるみたいに行動してよ。」






そう言うとお兄ちゃんは頭を撫でてくれた。
私はお兄ちゃんが頭を撫でてくれる時間が凄く好き。





"最強"の呪術師五条悟とたかが二級の私。
たまに、お兄ちゃんが遠い存在に思えてしまう時がある。だけど、お兄ちゃんは昔と変わらず接してくれるから、あぁお兄ちゃんにとって私の価値変わらないんだと実感できる。




『うん、分かった。ありがとう。とりあえず1番強く感じる場所に向かうから。』






釘崎「がんばれ梅!私達は見守っているわ」








『うん!』






よし…。とりあえず一階はそんなに感じない。居てもせいぜい三級か…。ここは3階建てだから、このまま上に上がろう。





私は階段を見つけ上に上がって行った。





_2F_





『…。ここにいるみたいだね。』




2階の奥から先程より強い呪いを感じた。
おそらくそこにいるのが、今回のボスだろう。







『一応確認するべきかな…。』




私は瞬きをして目を開く。



やっぱり…。
呪力が奥の部屋につれてくっきりと見えた(・・・)
呪力のあの感じ、おそらく呪霊は留まっているな。




何故そう見えるのか。答えは簡単、
今私は六眼だからだ。



私はお兄ちゃんと違っていつも六眼な訳じゃない。
だけど、自分の意思で六眼になる事が出来る。
けど呪力消費が激しくてずっとなんて無理。
だから戦闘に入る前、呪霊の場所を把握するためだけに使ってる。




今皆は後ろにいて私の目は見れない。安心。
急に目の色が変わったらびっくりしちゃうもんね。
皆に説明して役立てるほどまだ扱い慣れてないし、
教えるのはまだ先でいいと思ってるから、下がってくれてて良かった。



私は目をまた閉じいつもの目になった。







『今から奥の部屋に突撃します。』



_________________
作者より
妹ちゃんのイメ画を完成出来たら載せたいと思っています!

・→←第2話任務



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イム(プロフ) - ラウさん、ご指摘ありがとうございます。間違いが確認できた箇所は訂正させていただきました。作品を褒めていただいてとても嬉しいです(^ ^)これからも更新頑張らせていただきます! (2021年2月28日 13時) (レス) id: 70d759bca9 (このIDを非表示/違反報告)
ラウ - 悠二→悠仁です。おもしろいので更新頑張ってください。 (2021年2月28日 0時) (レス) id: fd7374c21d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イム | 作成日時:2021年2月15日 21時

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