結果 ページ25
私達のパフォーマンスが終わり、国民プロデューサーのみなさんの投票の集計も終わり、
画面越しに見た事のある、あの部屋へ
何度かこういったステージで歌うことはあったけど
今までずっと1人だったから
すごい、楽しかった
ポンポンッ
『……森井さん』
森井「緊張、するね」
『……はい』
森井さんと話すことは少なかったけど
この人、本当にすごい人だと思う
たった1人Fクラスに残って、私達をリーダーとして引っ張ってくれて、トレーナーのみなさんに厳しい言葉を言われても、チームの雰囲気が悪くなっても、どんなときでも
あ、でも私なんかが言葉に表したらダメかな
……モニターには全員の名前が映っている
神様、今だけは私の味方をしてください
お願いします……
枝元…23票
西山…43票
阿部…24票
古江…2票
児玉…24票
安積…10票
多和田…19票
森井…58票
松本…31票
村松…45票
イ…79票
松田…41票
200
と
199
このままじゃ負けちゃう
お願い、お願い、お願い……………ッ
飯吉…77票
橘…101票
『……え』
イ「は……?」
村松「や、やった…………」
「勝った………!!!!!」
迅「…………よかったぁぁ………(泣)」
安積「………勝った……笑」
西山「ぅゎぁぁぁぁ……」
古江「うぅ”ッ(泣)」
かった、かった?
森井「……Aちゃん……俺達勝ったんだよ……!」
村松「うわぁぁあ!!Aちゅあああん!!!泣」
古江「Aちゃんがいなかったら、俺ら勝てながったよ……(泣)」
西山「ほんとありがとうAちゃん………」
安積「ありがとう……本当にありがとうッッ」
迅「Aちゃん………このチームに来てくれて、諦めないでくれて、ほんと、ほんとに、ありがとう……!!泣」
『……わ、たしも』
『表情…とか、ダンスとか、教えて、くださっ、て』
『ありがとう……ございます…!』
みんなで抱きしめ合って、それをスタッフさんに叱られて、
相手チームと握手して
グループバトルで初めて国民プロデューサーに認められたかのような喜びを噛み締めて
私達、《赤ワインに似合うオトナたち》の出番が終わった
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作者名:ayane x他1人 | 作成日時:2024年3月10日 17時