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私達のパフォーマンスが終わり、国民プロデューサーのみなさんの投票の集計も終わり、


画面越しに見た事のある、あの部屋へ






何度かこういったステージで歌うことはあったけど



今までずっと1人だったから



すごい、楽しかった










ポンポンッ






『……森井さん』


森井「緊張、するね」


『……はい』







森井さんと話すことは少なかったけど

この人、本当にすごい人だと思う


たった1人Fクラスに残って、私達をリーダーとして引っ張ってくれて、トレーナーのみなさんに厳しい言葉を言われても、チームの雰囲気が悪くなっても、どんなときでも


あ、でも私なんかが言葉に表したらダメかな







……モニターには全員の名前が映っている



神様、今だけは私の味方をしてください


お願いします……









枝元…23票
西山…43票



阿部…24票
古江…2票



児玉…24票
安積…10票



多和田…19票
森井…58票



松本…31票
村松…45票



イ…79票
松田…41票





200

199






このままじゃ負けちゃう


お願い、お願い、お願い……………ッ










飯吉…77票
橘…101票









『……え』



イ「は……?」








村松「や、やった…………」
「勝った………!!!!!」


迅「…………よかったぁぁ………(泣)」


安積「………勝った……笑」


西山「ぅゎぁぁぁぁ……」


古江「うぅ”ッ(泣)」










かった、かった?







森井「……Aちゃん……俺達勝ったんだよ……!」


村松「うわぁぁあ!!Aちゅあああん!!!泣」


古江「Aちゃんがいなかったら、俺ら勝てながったよ……(泣)」


西山「ほんとありがとうAちゃん………」


安積「ありがとう……本当にありがとうッッ」


迅「Aちゃん………このチームに来てくれて、諦めないでくれて、ほんと、ほんとに、ありがとう……!!泣」






『……わ、たしも』
『表情…とか、ダンスとか、教えて、くださっ、て』
『ありがとう……ございます…!』









みんなで抱きしめ合って、それをスタッフさんに叱られて、

相手チームと握手して



グループバトルで初めて国民プロデューサーに認められたかのような喜びを噛み締めて



私達、《赤ワインに似合うオトナたち》の出番が終わった
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

無限大→←グループバトル 本番



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作者名:ayane x他1人 | 作成日時:2024年3月10日 17時

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