順位発表式 ページ21
柾哉「じゃあ 僕が思ってることを言います」
「パフォーマンスやり切って それぞれのチームだったけど」
「今からレミフラが放送されて」
「その後順位発表式ありますけど」
「やっぱどうしてもここで決まるデビュー組は12人って決まってて」
「決まってて…」
「12人になってしまいますけど」
「どこにいても 必ず 間違った道じゃないと思うし」
「それぞれここにかけてる思いとか」
「同じグループになった人とかは 話し合ったりして」
「知ってる人もいます」
「だからこそすごく悔しいし」
「でも みんなデビューしたいって思いは一緒のはずだから」
「どこにいても自分の道を信じて」
「諦めずに進んでいきたいです」
柾哉くんのこの言葉を最後に
順位発表式が始まろうとしている
デビューできるのは12人だけ
その12人に入れる可能性は0かもしれない
けど
今までの自分と仲間達を信じて
会場へ向かう
……
雄大「A……俺デビューできるで……！」
『うん……おめでとう……！！』
……
『理人〜……！！』
理人「A本当ありがとうな」
「向こうで待ってる」
……
『フェンファンくんおめでとう、！』
フェン「ありがとう……！」
……
迅「A〜！！！」
『迅くんほんまおめでとう！！』
……
洸人「A、待ってるから」
『うん、待っててください』
……
『匠海くんおめでとう！』
匠海「……ありがとうなA！」
……
『……京介くんおめでとう』
京介「……良いか、絶対諦めるなよ」
『わかってます、大丈夫』
……
田島「A、」
『たじくん、おめでとう』
田島「うん、後でAにもそれ言うからね」
……
『大夢くんほんまおめでとう……！』
大夢「ありがとう……！！」
「また向こうで会おうね」
……
11位から3位の練習生が呼ばれ
残るは1、2位と12位のみ
大丈夫、私なら大丈夫
矢部「……では、1位候補の練習生をモニターに映し出します」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 306人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ayane | 作成日時：2024年4月26日 10時
