ここは… ○○side ページ4
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〇〇side
ピチャ
水滴が顔にかかり、わたしは目が覚めた。
あたりを見渡すと小高い丘でその丘のてっぺんには大きな石があった。
まるで、墓石みたいな。
そこに書かれてある文字を辿ると…
『え…これ』
そのとき、後ろから足音が聞こえてきた。
振り返るとそこには。
「A、さま…?」
『黒、田坊…?』
−−−−−
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黒田坊side
信じられない。
夢か…?
夢なら覚めないでくれ…頼む。
「A、さま、なんで…」
あのときから、A様がいなくなってから、既に30年が経過していた。
今となっては、毎日ここに来るのは拙僧だけになってしまっていた。
正直なにかを望んでいたわけではなく、ただの自己満足のためだった。
でも、これは…
現実なのか?
それとも深層心理が見せる幻覚か…?
『黒田坊…』
「っ!!」
拙僧は気がつけば、彼女に触れようとしていた。
…だが、それは叶わず、拙僧の手は彼女の体をすり抜けた。
「え…」
『え…?』
「A様…?」
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マニ。(プロフ) - 怜。さん» ✉️。有難うございます!そちらのボードの方に返事送りました!ボード返事待ってます! (1月1日 20時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます!嬉しいです!私でよければ! (1月1日 20時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 怜。さん» ✉️。こんにちは!とても面白いです!もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか?お返事お待ちしています (1月1日 18時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - みちゃきさん» コメントありがとうございます😭嬉しいです! (12月11日 13時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
みちゃき(プロフ) - 番外編のお話楽しく読ませて頂きました。 (12月11日 8時) (レス) id: 11e4934a1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怜。 | 作成日時:2023年11月3日 23時