呪術の世界に女神が舞い降りた。4【呪術廻戦】【ぬらりひょんの孫】

気にしてしまう　五条side ページ21

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五条side






「今のところ、3対2か…」




東京校は最初全体で動いていたけど、後から対呪霊に回す人数が多くて、呪霊3体。

京都校は順平が始まった瞬間から呪霊を倒すためだけに動いていたから、呪霊2体。


順平は一人で相当奮闘している。






Aは…

現在は東京校のメンバーと合流しているようだった。







「よかったわね」

「は？なにが？」




「奴良さんの居場所がわかって」





そう言ってにやっと笑う歌姫。



自分でも口元がぴくりと動いたのがわかった。






「…なに？
ここぞとばかりにってわけ？」


「そりゃそうでしょうよ。
あんたを揶揄えるのは楽しくて仕方ないわ」





「…はぁ、別にいいけど、上には言わないでよ。
Aが不利になったり、傷ついたりするのは見たくないからね」






モニタリングが他の教師と別になっていてよかったと思った。

ここに楽巌寺学長がいたらまずかった。




すると、歌姫は鳩が豆鉄砲喰らったみたいな顔をした。





「…今度はなに」

「…いや、本格的に珍しいわね。
そんな塩らしくなるなんて」



「うるさい」



「わかったわよ、言わない。
でも、あんたも気をつけなさいよ？」


「え？」


「結構すぐにわかるくらい顔に出てるから」


「…」





硝子にも同じようなことを言われた。





わかってるよ、僕だって。

でも、気にしてしまうんだよ。



あの夢を見てから余計に。





Aは強いけど、その裏に何か抱えてそうで。


"強いが故の孤独"以上の何かを。




それを軽くしてやりたいって。




でも、無理に距離を詰めようとしてもAは離れていきそうな気がして。


Aと同世代と比べても、年上で教師であることの隔たりは思いの外大きい。





こんなに悩むと思わなかったよ、僕だって。




「はぁ…」




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作者から少しだけ

モニタリング他の教師と別部屋ということでお願いします…

彼女の本気　伏黒side→←策士？　＊

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