第二十一話 ページ22
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目をそっと開けると目の前は白い壁
起き上がって見てみても私の目の前だけじゃなくて上も下も右も左も白色で覆われていた
何も無い世界に不思議と恐怖は湧かなかった
｢……どこだろ。ここ｣
きょろきょろと周りを見渡すと、小さな見覚えのある後ろ姿があった
その後ろ姿を目掛けて歩き出す
だんだん近づいて分かる。この人は……
｢夏目……？｣
｢あっ！A！｣
名前を呼ぶと後ろを向いたまま応えてくれる夏目
何でこっち向いてくれないんだろ
｢よかった。夏目がいて。ねぇ、一緒に行こうよ。夏目。
──── 何でこっち向いてくれないの？｣
｢……｣
なんだろう。何かがおかしい？
すると夏目はくるっとこちらを向いた
私が顔を確認する間もなく、夏目は私をとんっと突き飛ばす
｢やだ、夏目何やって……｣
その瞬間私は凍りついた
ただ白かっただけの地に深くて暗い空洞がある
｢なに、これ｣
落ちてゆく私を夏目は嘲笑いながらこう言った
96｢Aはいらない｣
その言葉を最後に私は暗い闇の中に消えてしまった
……ああ。何で何も教えてくれなかったの。夏目
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｢！！｣
がばっと起き上がり、急いで周りを見渡す
私の家……
あ、そっか。私、先輩達とゲームしてそのまま寝ちゃってたんだ
それにしてもあの夢……
夏目……
｢夏目は、そんな事しないもん……｣
私の頭の中の彼女は屈託のない笑顔を浮かべて私の名前を元気に呼んでいた
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mikie sinbou(プロフ) - っしゃ主人公に身長勝ったぜ157cm←中一 (2019年5月3日 21時) (
レス) id: 92b6afa6b4 (このIDを非表示/違反報告)
兎危@ゆっ家族 - 不良少女菅ちゃん！さん» 面白いのは否定しませんけど() (2018年5月11日 19時) (レス) id: 556657c7c7 (このIDを非表示/違反報告)
不良少女菅ちゃん！ - 名前変えましたー喧嘩ってオモロいっすよ〜 (2018年5月9日 20時) (レス) id: 9169589da1 (このIDを非表示/違反報告)
兎危@ゆっ家族 - 衣さん» ありがとうございます！ふ、不良ですか！？ほどほどにしてくださいね？ (2018年4月7日 8時) (レス) id: 556657c7c7 (このIDを非表示/違反報告)
衣 - 更新ガンバなのですちなみにうちは不良っすそれとうちは中1だお (2018年4月1日 22時) (レス) id: 9169589da1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うめ。＆ 兎危 | 作者ホームページ：http://uklakl兎危の部屋
作成日時：2017年12月11日 17時
