黄薔薇6~シンデレラ~ ページ9
もう、日が沈みかけている。
私には家事があるのでもう帰らなければならなかった。
(今日は、散々な一日だったな。)
未だに門番は私を見下すような目でジッと見つめている。その目がどうしても嫌で、溜まっていた物を吐き出してやりたくなった。
でも、そんなことをしたところで時間の無駄なのは重々承知していたので顔をこすり、立ち上がろうと汚れた手で身体を起こそうとしたときだった。
ガタッゴトッと大きな音をたてて私の目の前に大きな馬車が止まったのだ。
「邪魔だ!どけッ!」
その瞬間、門番が私の腹を力強く蹴った。
私は当たりどころが悪く、その場で気を失ってしまったのだった。
意識が薄れていく中、
「そこの門番!何て事をしているのですか!只でさえ王...が......より..い_____________」
見に覚えのある声がしていた。
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なわたか - 次回作楽しみにしてますね。 (2016年5月15日 0時) (レス) id: 6e403ba1b1 (このIDを非表示/違反報告)
なわたか - 面白いです!長文新鮮ですね。 (2016年5月9日 0時) (レス) id: 6e403ba1b1 (このIDを非表示/違反報告)
奈良田 - 面白かったです!更新楽しみしています。長文書くのは難しいと思いますが、頑張ってください! (2016年5月2日 2時) (レス) id: e46d3ac99b (このIDを非表示/違反報告)
枢花(プロフ) - はなんさん» そうなんですか!はい!更新頑張ります。 (2016年4月17日 17時) (レス) id: 07601baa8f (このIDを非表示/違反報告)
はなん - 面白かったです!私もシュウさん大好きなので更新待ってます! (2016年4月17日 2時) (レス) id: 9087ff15e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:枢花 | 作成日時:2016年4月17日 2時