第154話『私のヒーロー』 ページ5
「よし、じゃあ用件も済んだし帰るとしますか！！」
六「お前は先帰りなさい」
「1番帰りたがってた男が何言ってんの」
六「…雲雀恭弥、Aを家まで送ってください」
雲「ワオ…君が僕に頼むなんて裏がありそうだね」
六「うるさいですよ、いいから早く」
煽るように言った恭弥くんの挑発に乗らず冷静な骸。背中を押され部屋を出された。
え、なに、なんなの？怖いんだけど…。
ツナくんに変なことしないでよ、と念を押したが少し不安。
靴を履き玄関を出れば恭弥くんがいた。
そういや君は土足で窓から入ってきてたな、おい。
「何話すんだろ……」
雲「………さぁね」
なんだその怪しい間は。
ジトーっとした目で見れば、本当に知らないし興味ない、と言われたのでまあここは信じよう。
雲「……草壁はなんか言ってたの？」
「…あー、うん、まぁ今でも反対だろうけど……恭弥くん何か言ってくれたんでしょ？」
雲「……」
「恭弥くんのおかげで渋々納得って感じかな。私だけじゃ絶対説得不可能だったから助かった」
先程の骸の件でもそうだがやっぱり恭弥くんは優しい。今日、リボーンさんに言いに行くことをメールで伝えていたもののまさか来てくれるとは思わなかった。
「ありがとね。やっぱり恭弥くんは私のヒーローだよ」
雲「…なにそれ」
「だって困った時に助けてくれるんだもん」
雲「………A限定だけどね」
「え、まさかの専属？それは贅沢だなぁ〜並盛の雲雀様を独り占めなんて怒られそうだわ」
ははっと笑いながら伝えれば恭弥くんと目が合う。
そして
顔面の良さにやられる。
「なっんでそんな顔すんの………」
雲「…？どんな顔？」
「無自覚とかタチ悪い！！自分の顔面偏差値わきまえてよ！！送ってくれてありがとうね！！！」
怒りながらお礼を言いつつ手を振りながら家に入る。(いや器用かよ)
ああー！！顔がいい！！
なんであんな優しそうな顔で私を見るの！？照れるからやめて！！！
恭弥くんぽかんとしてたけどその顔も可愛いだけだから！！くっそー…顔がいい。
「……というか、まじで骸たち何話してんだろ」
てか先に帰りなさい、って1番帰りたがってた男のセリフかよ！！！
「…………気になるじゃんか、バカ骸」
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雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください！ (11月11日 10時) (
レス) @page47 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - はじめまして！今日1から読み始め、XANXUSが大好きな私とても楽しく読ませて頂きました！これからも応援してます！！ (2020年3月13日 3時) (レス) id: 7abe842fbe (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - さのさん» うそおおお(；；)嬉しすぎます…！最高なんてもったいなきお言葉…！亀更新ですが頑張りますので見捨てないでくださいね(殴) (2020年1月24日 16時) (レス) id: ed0491e176 (このIDを非表示/違反報告)
さの - あまりにも最高すぎて毎日ずっと読み返してます！！！こんな素敵すぎる作品をありがとうございます(´ ﾟωﾟ｀)！！！ほんとに大好きですありがとうございますめちゃめちゃ面白いしきゅんきゅんもするしとにかく最高です！ (2020年1月22日 2時) (レス) id: 550c2ffe1e (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - zzzさん» そのように言っていただけて本当に嬉しいです(；；)初代さん…！！zzzさんのためにどうにか絡ましてみたいと思います！！(*´-`*) (2020年1月18日 13時) (レス) id: 698353e71b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くうはく | 作成日時：2019年12月25日 12時
