並盛在住ですが黒曜生です 4【REBORN】

第151話『おもろい事』 ページ2

日ノ守家を出て近くの公園にいるというナッポーを探す。

界のパパママ面白い人だったなぁ。
顔は似てるのに性格が1ミリたりとも似てないのはびっくりしたけど。

………いい出会いだった。



「サボってよかった〜」

六「何言ってるんですか、おバカ」

「あ、骸」

六「一旦家に帰るんじゃなかったんですか？なんでこんなとこに……」

「色々あったんですー。あ、服ないから骸の服着て寝るわ」

六「はぁ………寒いし早く行きますよ」

「はいはい。というか久々だよねぇ〜泊まるの」

六「………草壁哲矢がうるさいですからね」









．









丞さんside







塔子は洗い物、界はお風呂。


電話しようと窓の方に寄れば外で男と話しているAちゃんが見える。どっかで見たことある顔やけど………



あぁ、なるほど、知り合いって六道骸かいな。

手を握られ笑顔を見せる姿はさながら恋人同士のようやけど、そういう関係でもないらしい。

いやいや、六道骸のあの顔。
初めて見たわあんな緩みきった顔。

よっぽど大事なんやなぁ。









プルプルッ




丞「あ、もしもし〜？」

『電話してきたってことは…もしかして会えたのかい？』

丞「会いに行こうと思うとったんやけど、まさかの愛しのハニーが家に連れてきてくれたんですよ」

『どんな偶然だい…？で、どうだった？』

丞「いや〜うちの息子の嫁に欲しいですねぇ〜可愛ええしおもろいし度胸もあるし」

『…悪いけどそれは認めれないね、うちの息子も彼女のことを気に入っているんだ』

丞「…は？アイツがですか？どういう関係なんや…」

『彼女はこの間の長期休み、ほとんど息子たちと暮らしていたんだよ』

丞「は！？どういうことです！？」

『…まぁとにかく、休暇を楽しみなさい』

丞「っちょ、気になるやんか！！………まぁええや……了解です。あ、あとうちの息子も覚悟決めたっぽいんでよろしゅうお願いします〜」

『もちろんだよ』




プツっと切れた電話。








丞「ふぅ……なんや、あの子を中心におもろい事が起きそうやなぁ」








これからの展開が楽しみすぎてしゃーないわ。

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