第426話．反省 ページ46
それでも、たんどんは無意味なことを言ったりはしない。
だから、
『…何？鷲匠 鍛治ともあろうもんが若利先輩いなくなるからってビビってんの？』
鷲「相変わらずお前は殴られたいようだな」
『っ殴られたい人なんかいないわ！！
…………ま、大丈夫でしょ。工いるし』
鷲「……」
『誰よりもそばで若利先輩を見て、若利先輩をライバルとして意識してきた。あとは白布さんが工をどう活かすか。メンタルに関してはクセのある先輩方に囲まれてるから強くなると思うし…。
てか、だからこそたんどんは工に厳しいんじゃないの？』
私がそう言えば、たんどんは少しだけ驚いたように私を見て、…そうだな、と少し笑った。
穴、ｺｰﾁ「「(鷲匠先生が笑った……)」」
『あとやっぱ翔陽見てて思ったけど"考える力"ってのを育てるのは結構重要かもしれない』
上辺だけで理解するんじゃなくて、こうしたからこうなったっていう感覚を体で覚える。
慌ただしい試合中にいかに頭をクリアにできるか。
「「「……」」」
正直、この合宿で1番大きく進化したのは間違いなくボール拾いの彼だろう。私的見解ですけども。
『…今まで本能で動いてた分、知恵をつけた雛烏はまじで怖いな』
そう、ぼそっと呟くとたんどん含める先生方にジト目で見られた。
『…？なんです？』
穴「ぃ、いや…(でもそれって花巻が、)」
鷲「おっっ前が奴に余計なこと言ったせいだろーが！！(怒)」
穴「(デスヨネ！！！)」
『〜〜〜ｯその点に関しては私だってちょっと反省してるよ！！次烏野と戦う時ワクワクもするけど怖いし！！でも翔陽コミュ力お化けだから色んなこと聞いてくるんだもん！嫌味が一切ないから答えてあげたくなっちゃうんだもん！！』
鷲「うるせぇ！べらべら喋る口は閉じとけ！！」
『たんどんがアドバイスしろって言ったんでしょ！？！？』
穴「ｯ2人とも落ち着いて…！？ここお店ですよ……！！？」
この合宿中に私とたんどんの喧嘩を止めるのにも慣れたのであろう。穴原さんの仲裁もあり、言い合いはこれにて終了。
穴原さんは話題を変え、
穴「花巻、ちなみにウチはどうだ？条善寺は、」
『あ！照島さんのとこですね！！』
穴「し、知り合いなのか…？」
『いや、なんか春高予選の時、すごい連絡先聞いてきたんで…』
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くうはく(プロフ) - あっぴーさん» 確実に入っちゃいますね…、もうほんとに無駄に長い！！纏めれなくて申し訳ないです🥲💦 (1月28日 19時) (
レス) id: 6aeeb22f72 (このIDを非表示/違反報告)
あっぴー - もしや次で10章入っちゃいます？ (1月27日 23時) (レス) @page50 id: 9335c42a96 (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - あっぴーさん» あっぴーさんんん…！！夢主ちゃん褒めていただけるの本当に嬉しいです🥲🫶兄対しては稀すぎるデレなので貴重回です(とは) (1月27日 16時) (レス) id: 6aeeb22f72 (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - ツバサさん» ツバサ様！無駄に長くて申し訳ありません…！！駄文多いのどうにかしたい…。褒めに褒めて頂き感謝です😭🤍くうはくの妄想が詰まったお話となっておりますがこれからも更新頑張ります！！ (1月27日 16時) (レス) id: 6aeeb22f72 (このIDを非表示/違反報告)
あっぴー - デレ夢主ちゃんもよいの〜いやされる (1月18日 17時) (レス) @page49 id: 9335c42a96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くうはく | 作成日時：2023年10月9日 10時
