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73. ページ24

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「寒いね」









と、マフラーをもう一巻きして呟いたA。









『ん』









俺は手を出し、彼女が素直に手を重ねたのを確認して、引き寄せた。









『あったかくしてあげよっか』









「へ...」









Aの答えを待てなくて
片方で手を繋ぎ、もう片方で彼女の腰に回していつもより長いキスをした。









Aは顔を林檎の様に真っ赤にして









「恥ずかしいって...」









と、上目遣いで見つめてくる。









本当に...罪な女の子だこと。









『薄暗いし、大丈夫だよ』









「んっ......」









ゆっくり、少しだけ舌を絡めて
何度もキスを落としていく。









『...あったかくなった?』









「...はい」









『照れてる』









俺が茶化すと
彼女はぎゅっと手を握って









「...稜雅のせい」









と、言葉とは真逆のことをしたもんだから
俺の体温もぐんと上がっていった。









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設定タグ:超特急 , リョウガ , カイ   
作品ジャンル:恋愛
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知華(プロフ) - とわさん» そう言ってもらえて本当に嬉しいです!こちらこそ、今まで読んでいただき、ありがとうございました!次回作もよかったら覗いてみてくださいね * (2017年11月27日 17時) (レス) id: a1e660cdeb (このIDを非表示/違反報告)
とわ(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございました!!通知来るたびに嬉しくて毎回楽しみにしてました!!ほんとにありがとうございました! (2017年11月26日 17時) (レス) id: ac7abc9e78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:知華 | 作成日時:2017年11月17日 18時

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