【ポケモンSV】甘い宝物。【反応集】

＊ ページ9

○ミモザ
｢じゃあ誰？紹介してよ｣
毎回毎回はぐらかされるので、自分の目の前に座らせて医務室に鍵をかけ、薄ら笑みを浮かべます。あの先生とかこの先生とか…と挙げていっても｢ない。却下｣と即答。他に思い当たる人がいなくて唸っていると

｢いくら紹介しても無駄だって分かったでしょー？｣

いたずらっ子のように、にひひ、と笑われます。大きな大きな愛を、惜しみなく受け取りましょう。

　

○ピーニャ
｢…やっぱ、迷惑だったよね｣
スター団のボス、かつまとめ役でもある彼の重荷になりたくないがためにはぐらかし続けていたら、自己肯定感の低い彼はひどく落ち込みます。ごめんね、と去ろうとする後ろ姿がとても寂しそうで、思わず『違うの』と引き止めてしまいます。

｢キミがいい、キミだけがいいんだよ｣

恐る恐る伸ばされた手を握れば、目に浮かんでいた涙を拭って、嬉しそうに笑ってくれます。

　

○メロコ
｢くだらねえことは聞きたかねえんだ、オレは｣
告白する度にはぐらかされ、仕舞いには『メロコちゃんにはもっといい人がいると思うよ』とまで言われ、プッツンします。腕を掴まれ、すごい勢いで引き寄せられます。殴られるのでは、と目を瞑って衝撃に備えていると、感じたのは優しい抱擁で。

｢…テメーがいい｣

切なさを孕んだ、彼女にしてはとても小さな声で呟きます。そんな彼女に負けて『私も好き』と伝えたが最後、えぐいほど力を入れられるのでお気をつけて。

　

○コルサ
｢そうか、だからなんだ！｣
ダメージを受ける素振りを見せません。どれだけはぐらかしても、話をそらそうとしても、ただひたすらに好きを伝えてくれます。『私よりいい人なんてたくさんいますよ』と言うと、彼は顎に手を当ててふむ、と少し考えて、優しい手つきでそっと頬に触れ、

｢キサマ以外と結ばれるつもりは さらさらないぞ｣

見つめられた瞳には少しの寂しさがあって、あぁ彼でもつらかったんだな、と思い知ります。抱きしめてあげてください。

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