9話~知らぬ魂の形~ ページ10
学園長「連れて来たのならちゃんと責任をもって面倒みなさい
……おっと!長話をしてる場合ではありませんでした、早くしないと入学式が終わってしまう
さぁさぁ、行きますよ」
また学園長は人話を聞かず新入生の背中をグイグイと押しながら鏡の間に向かった
「その前に、ここは一体何処なんですか?」
?……新入生なら基本分かるはずなんだけど
貴女「学園長、もしかしたらこの新入生まだ空間移動魔法の影響で意識がハッキリしてないんじゃ?」
クロウリー「それも有り得ますねぇ……まぁ良いでしょう、よくある事です
歩きながら説明してさしあげます
私、優しいので」
「……………」
貴女「……ごめんねぇ?学園長、偶に人の話聞かないから〜…」
困惑する表情で私の方を見る新入生にそう言って半場諦めてもらう
そうしないと進む話も進まないでしょーしね〜
______________
説明しながら、何とか鏡の間の前についた
ここまでやけに長かったなぁ……もうやだー疲れたぁ…………寝たい
扉を開けるとどうやらもう入学式は終わりかけていたようだった
ヴィル「それにしても学園長とAはいったい何処に行ったのかしら?
式の途中で飛び出して行っちゃったけど…A、首根っこ掴まれて連行されてたわよね?大丈夫かしら……」
イデア《職務放棄……………》
カリム「腹でも痛めたんじゃねぇのか?」
クロウリー「違いますよ!!」
リドル「あ、来た」
クロウリー「全くもう…新入生が一人足りないので探しに行ってたんです
さぁ寮分けが終わってないのは君だけですよ、狸くんは私が預かっておくので
早く闇の鏡の前へ」
「ふぐぐー!!」
貴女「オレ様は狸じゃねぇーゾって言ってる」
イデア《えっなんで分かんの?》
貴女「勘?」
イデア《流石A氏でござるな》
新入生が漸く闇の鏡の前に立った
何処になるんだろ?オクタヴィネル……ではなさそう、心優しそうだし、お人好しっぽい
ポムフィオーレでもなさそう…だし
闇の鏡「汝の名を告げよ」
ユウ「ユウです…」
闇の鏡「ユウ………汝の魂の形は…………
…………………………
………………………………
……………………………分からぬ」
642人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鹿野ユズナ(プロフ) - になってましたよ (2020年5月7日 19時) (レス) id: 6c05b173a1 (このIDを非表示/違反報告)
鹿野ユズナ(プロフ) - 37話、フロイド→フリード (2020年5月7日 19時) (レス) id: 6c05b173a1 (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 面白い続きが気になる (2020年5月1日 8時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
たけぐし - めっちゃ面白かったです!更新頑張ってください! (2020年4月28日 19時) (レス) id: f53a47f0ef (このIDを非表示/違反報告)
あやねっち - 更新楽しみです! (2020年4月28日 18時) (レス) id: a393e3772d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2020年3月29日 13時