【ツイステ】全てを知り全てを知らない人魚の少女

12話~飼いたくない~ ページ13

リドル「ハートの女王の法律・第23条

『祭典の場に猫を連れ込んではならない』








猫である君は重大な法律(ルール)違反だ、即刻退場してもらおうか」







グリム「オレ様は猫でもねぇーーっ！！」




貴女「じゃあ毛玉？」




グリム「毛玉でもねぇー！！！








こんな首輪すぐに燃やして…………あ、あれ？炎が出ねえんだゾ！」








ふふっ………今日も今日とて、リドル先輩の魔法の完成度は高い………






リドル「ふん！僕がその首輪を外すまで君は魔法を使えない、ただの猫同然さ」








グリム「に、にゃにー？！オレ様はペットじゃねーんだゾ！」






リドル「心配しなくても、君みたいなペットこっちから願い下げだ




ま、学園からつまみ出される頃には外れてるよ」







アズール「いやぁ相変わらず素晴らしいですね、どんな魔法でも封じてしまうリドルさんのユニーク魔法」





ここですかさず目ざといアズール先輩がリドル先輩を褒めた




むぅ……私の褒めるのは心の底からの声だから先に言いたかったのに〜………









アズール「絶対に欲しぃ……じゃなくて、僕なら絶対かけられたくありません」








こーいう本心が思わずポロリしちゃう所、本当私とアズール先輩って幼馴染なんだなぁって実感湧いちゃう…………






クロウリー「どうにかして下さい！貴方の使い魔でしょう？！」






ユウ「いや、だから違います…！」





クロウリー「しっかり躾を…………え？貴方のじゃない？」





ユウ「だからさっきから何度も言ってました！」






クロウリー「………えっAさん？」







確認を摂るかのように私を見る学園長









貴女「はぁい、確かにそこの新入生は使い魔じゃないって言ってて





しかも、初めて対面した時はこの毛玉に襲われかけてましたよー……？」






今日も今日とて人の話を聞かない学園長だねぇ………






クロウリー「………そっそうでしたっけ？





ごほん！では学園外に放り出しておきましょう！鍋にしたりはしません



私、優しいので






誰かお願いします」






グリム「ぎにゃー！離すんだゾ！









オレ様は……絶対、絶対








大魔法士になってやるんだゾー……！！！」




学園長の指示に毛玉は何人かに捕まれながら部屋から出ていった






…もしペットを飼うとしたら、絶対あーゆう子は飼いたくない

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