7話~もしかして仲間~ ページ8
一ノ瀬あんずside
貴女「ミー……(負けましたね…)」
茨「ナー………(負けてしまいましたか…)」
夏目「ふふっ…僕の勝利だネ」
あのまま夏目君と、Aちゃんと茨君の戦いが数分続いて
結局Aちゃんが折れて夏目君の膝の上に乗せられた、茨君も
茨君めっちゃ顰めっ面してる……珍しいんだよねぇ、茨君が感情だだっぴらに出してるの
遊木「良いなぁ逆先君！僕も触ってもいいかな？」
貴女「…………ミー」
夏目「良いよっていってるんじゃないかナ？」
遊木「えへへっじゃあ触るよ〜？」
何時も思うんだけど、夏目君……何でAちゃん達の言葉分かるんだろ……
めっちゃ不思議
本人に何でって聞いてもはぐらかされるし…
明星「本当君ってAの事好きなんだね？」
夏目「だって可愛いじゃないカ、A」
茨「ナー(だからって気安く触らないで下さい)」
ｶﾞﾌﾞｯ
あっ茨君が夏目君を噛んだ
夏目「いっった………ほんっと可愛くないネ、茨クン」
茨「フンッ」
氷鷹「！？猫って鼻で笑うんだな………」
いや、多分鼻で笑ってくるのうちの子ぐらいだと思うよ氷鷹君…
貴女「ミー？(何かのコントですか？)」
茨「ナッ！？ナァー！！(は？！違いますよ！！)」
はぁ、今日も今日とて仲のいい二匹が可愛い
夏目「あぁ、そういえば一つ大事な事を忘れていたヨ」
衣更「？なんだその大事な事ってのは」
夏目「実はね、この前とある仔猫を母さんの友人から譲りうけたんだよネ
その仔猫、A達と似た見た目で多分同じ品種だと思うんダ」
あんず「え！？夏目君それ本当！！？」
突然の衝撃的な言葉に思わず大声を上げて膝立ちしてしまった
だって……もし本当に同じ品種ならAちゃん達の仲間ってことだよね？
合わせてあげたい、見てみたい
夏目「恐らくだけどネ、今度連れてきてあげようカ？」
貴女「ミー…？(仲間ですか？)」
茨「ナァ〜…(確率はほぼ0だと思いますが、もしかしたら自分の旧友かも知れませんねぇ)」
夏目「ん？…旧友かどうかは知らないけド、もしそうだったら君達に譲るよ」
貴女「ミィ(茨の旧友…？)」
茨「ナァ(何ですか？その疑う様な目は)」
茨君とAちゃん、本当に仲良いなぁ…
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水柱(プロフ) - 小説見ました！茨くんの猫姿が可愛いですねゾクは楽しみにしてます！ (2020年6月15日 19時) (
レス) id: 7d59bb927f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：元薺(サイ)だった者
| 作成日時：2020年5月28日 23時
