38話~縁側日向日和の和み~ ページ39
グイッ
七松「どうした金吾?そんなに大爆笑して」
金吾「にゃっ!?……ななりゃふほへーりゃふぇんはい!!」
七松「私はななりゃふほへーりゃという名では無い、七松小平太だ!!
相変わらずお前の頬はモチモチだな〜!!」
突然……と言うよりももう慣れてしまったかもしれない、頬を包まれて上を向かされると七松先輩が僕を見下ろして笑っている
七松先輩、この登場の仕方ホントに好きですね…
僕はちょっと首が痛いです
貴女「あっ七松さん、七松さんもお饅頭かお団子食べますか?」
七松「おっ!美味そうだな!!」
貴女「ほら金吾君もお食べ?庄左ヱ門君と乱太郎君も」
乱太郎「わぁ!!ありがとうございます〜!!」
黒木「僕達まで、ありがとうございます!」
金吾「…いっいただきます!!ありがとうございますAさん!!」
貴女「いいえ〜」
皆で縁側で日向ぼっこをしながらお饅頭を食べ始める
Aさんが作ったらしいお饅頭はとても美味しくて、よもぎだから少し草っぽい味を予想してたけど思ったより甘くてさっぱりした後味
……まぁ、とにかくめちゃくちゃ美味しくてお盆に乗せられた饅頭もお団子も何個も食べてしまった
七松先輩は僕達の倍食べてたけど
「おっなんだお前達美味しそうなものを食べてるじゃないか!」
貴女「あら土井さん!お帰りなさい、土井さんも食べますか?」
土井「………ただいま半戸さん、頂こうかな」
学園長からの文が届いたとの事でどこかに行っていた土井先生が戻ってきて、直ぐにAさんの隣に座って団子を食べ始めた
し、シレッと座った…土井先生、我が物顔でAさんの隣に座ったよね今!?
貴女「どちらに行かれてたんですか?」
土井「学園長からのご報告が来たんだ、その話の裏を確認する為に少し村の外に出ていたんです」
乱太郎「学園長から?一体なんてきたんですか?」
土井「……半戸さんにとってとても嬉しい事であり、悲しい事かな」
貴女「私にとって……ですか?」
饅頭を食べていた手を止めて、穏やかだった顔を強ばらせてAさんの方を向く土井先生
……このタイミングで学園長からの報せ…なんだか嫌な予感がする
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ラピ(プロフ) - 元薺(サイ)だった者さん» 返信ありがとうございます!今後も楽しんで読ませて頂きます (5月5日 10時) (レス) id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - ラピさん» おっと早速カプの組み合わせに選択が…!コメントありがとうございます!ぜひ今後とも楽しんで読んでいって下さい! (5月5日 1時) (レス) id: 5a1541447c (このIDを非表示/違反報告)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - 加茂&夏油の嫁さん» わぁコメント!ありがとうございます!!少し遅くなると思いますが頑張りますね!! (5月5日 1時) (レス) @page30 id: 5a1541447c (このIDを非表示/違反報告)
ラピ(プロフ) - 小平太と夢主ちゃん楽しそうだな〜(遠い目)土井先生と夢主、勘ちゃんと夢主のカプありですね (5月4日 22時) (レス) @page33 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
加茂&夏油の嫁(プロフ) - 神作者様…めちゃくちゃ面白いです!更新頑張ってください! (2023年4月27日 2時) (レス) @page12 id: ef07d69be6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2023年4月26日 22時