54話~大切にしてあげて~ ページ6
豪炎寺修也side
Aの弟か……確かこの前1度だけ会ったことがあるな
確かあの時もAが親の代わりに迎えに行っていて、それについて行ったんだったか
名前は……えっと…
貴女「あのっ白竜の保護者です！お迎えにあがりました！！」
……あぁそうだ白竜だ、格好いい名前にあった幼いながらに端正な顔立ちでAとは正反対な白髪が特徴的な男子だったな
赤い瞳は同じだが、Aとは真逆で歳不相応な大人びた目つきだった
「あっAちゃん！今日もAちゃんがお迎えなのねぇ…最近親御さん忙しいみたいだけど大丈夫？」
貴女「はい！その分白竜が私に一番懐いてくれてますし万々歳です」
「まぁ！ふふっ……後ろのふたりはお友達？」
保育園の敷地に入り教務員室に迷わずに入ったAの後に続いて中に入ると、先生らしき人と目が合う
染岡「いや俺達は…」
貴女「部活の先輩ですよ、この後白竜も連れてラーメン屋に行く約束してるんです」
「！そうなのね……良かったわ、Aちゃんようやく見つけたのね」
豪炎寺「？」
貴女「えへへ……ご心配おかけしました、ところで白竜は今どこに？」
良かったという安堵の言葉と見つけたという事情の言葉、サラリと受け流したAに少し違和感を覚える
……そういえば、Aは俺と同じ時期にサッカー部に入ったけど
その前は帰宅部だったな
「白竜くんなら今頃裏庭の花壇じゃないかしら？Aちゃんにきれいな花をあげたいって息巻いてたわよ」
貴女「白竜……分かりました、じゃあ先輩方はちょっとここで待っていてください
他の園児達怖がらせちゃいけませんし」
染岡「おいテメェそれどういう意味だコラ」
豪炎寺「聞き捨てならないな？」
貴女「あはは〜……では！！」
二人「「アッこら逃げるな！！」」
いや逃げ足速いな！？あっという間に見えなくなったぞ
そういえばあいつ、源田……自分より身長高いやつの上を前方宙返りで飛び越えてたな、脚力どうなってんだ？
「……大切にしてあげてね」
豪炎寺「え？」
染岡「？」
「どうか、あの子を二度と…」
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いち - 続きが楽しみです！！更新待ってます！！ (10月11日 11時) (
レス) id: d1245ffa06 (このIDを非表示/違反報告)
夢プリン(プロフ) - 大鷲かっこいい…！！！戸田とか源田とかとの絡みも新鮮で最高です！！ちょっとマイナー気味なキャラばっかり好きになるんで好きな小説になかなか出会えなかったけどこれどストライクです！！！応援してます！ (6月19日 20時) (レス) @page35 id: 0c2c417461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：元薺(サイ)だった者
| 作成日時：2022年12月12日 20時
