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31話~分刻みの日常とは~ ページ32

「クローバー先輩」






トレイ「!……お前達か」





貴方「……………」






本を返却して元の場所に戻そうと、逆に本を借りに来たらしいAと一緒に本棚の前で立っていると後ろから声がかかった






振り向けば最早顔馴染みといったメンバーが俺を真剣な目で見つめていた







デュース「図書館に行けばマロンタルトのレシピ本を返しに来ていると思ってました



…居ないと思ったらこんな所にいたんだな、A」




貴方「……………」コクッ






エース「俺達やっぱり寮長のやり方に納得いかねーんだけど」





そう言うとエースはAほどではないか多少むすくれた顔になった





まぁ、そんなことを言う理由は明白だからその表情をするのも納得はできる








トレイ「……だろうな」





エース「アンタ実際アイツの事どう思ってんの?



小さい頃からずっとそうやってあいつにペコペコしてきたわけ?」







トレイ「!誰から聞いた?」







その事、今のところA以外の一年生は知らないはずなんだが…



Aにはさっきの話し合いで俺から言った









デュース「チェーニャって奴です」




トレイ「チェーニャ……そうか、あいつか」







あいつ、何時までそうしてこっそりとココに忍び込んだりする気だ?あいつも分かってるだろ




ここにはほぼRSAにいい思いを抱いてる奴はいないって




下手をしたら乱闘騒ぎとかを起こして退学になるぞ?








グリム「つーかよ、リドルよりお前の方が年上なんだろ?ビシッと怒ってやれば良いんだぞ」





…はは、グリムにまでも言われたか



Aと似たようなことを言うんだな、意外にも





トレイ「勿論必要があればそうするさ



でも…俺にはアイツを叱る事なんか出来ない」







ユウ「それは何でですか?」







トレイ「リドルの全ては厳しいルールのもとで“造られた”ものだからだ」





デュース「え………?」






トレイ「あいつの両親は地元じゃ知らない人は居ないほど有名な魔法医術士でね





特に母親は優秀な人でリドルにも優秀である事を求めた





だからリドルは起きてから寝るまで、学習プログラムが分刻みで決まってるような生活をしていたんだ」



グリム「げっ…分刻み…?!」





貴方「……」





おいおい、何でお前がそんな今にも息が止まりそうなほど苦しそうな顔をしてるんだ、A?



お前も似たような生活だったからか、優しい奴め

32話~直してやれよ~→←30話~首打ち覚悟で正す~



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アークarc(プロフ) - 主人公の絵柄とか顔とか性格とかもう何もかもがどタイプ過ぎる。好き。 (2020年12月29日 3時) (レス) id: d908c35557 (このIDを非表示/違反報告)
緋月/ヒヅキ(プロフ) - にやけちまうぜ (2020年11月8日 23時) (レス) id: f2abee9a5a (このIDを非表示/違反報告)
魔朝 - スゥゥゥゥ...好きぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2020年11月2日 7時) (レス) id: 7770b6a244 (このIDを非表示/違反報告)
らむくん@ヴィル様の旦那さんになりたい人(プロフ) - ああああああああああがわ゙い゙い゙ (2020年11月1日 12時) (レス) id: c2e37a127a (このIDを非表示/違反報告)
- めっちゃハマりました‥‥続き楽しみにしてます! (2020年10月31日 16時) (レス) id: e81205a5da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2020年10月25日 10時

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