【ツイステ】森のくまさん系のスカラビア寮生男子生徒 (ページ28)

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27話~頼まれたものとは~ ページ28

サムさんが店の奥へ頼んで置いたものを取りに行ってくれている間、ほかのものを壊さないように

既に壊れてしまった半開きのドアの様子を見る

……これ、ドアどころかお店自体もう少し強度を上げた方がいいかもな…

はぁ……ドアぶっ壊したってこと、兄ちゃんに伝わらなければいいんだが

サム「Hey小鬼ちゃん！頼まれてたの持ってきたよ、これで全部かな〜？」

奥から風呂敷を抱えて戻ってきたサムさんはカウンターの上に風呂敷を広げた

睡眠用マスク、俺専用の咳止め薬…その他諸々

あぁちゃんと全部揃っている、流石父さんとサムさんだ

貴方「……………」

サム「また無くなったら置いでね〜」

風呂敷を結び直して抱え、サムさんに一礼したあと購買部を後にする

良かった……これで暫くは安心出来る

学園長にも特別許可を貰って空気清浄機や加湿器も設置させてもらった

……これなら、俺1人でも平気だろう

兎に角早く寮に戻る為に急ぎ足で鏡舎に向かう

……ユウとグリムとトラッポラ達は大丈夫何だろうか

あそこら辺は確か結構隙間風が入ったりあま漏れが酷いと聞いた

ゴーストも出るらしいな

よし、今度お邪魔してみよう

ユウとグリムと、そのゴーストさん達が良ければの話だが

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inスカラビア寮

俺、馬鹿だ

あんだけ走ったらそりゃあ喉も乾くのに、何で購買部で何も買わなかったんだ…？

仕方ない、寮の中をふらついて誰かとあったらその人に恵んでもらおう……

我ながら馬鹿な考えだな、父さんに知られたら多分爆笑されるだろう

カリム「ん？Aか！こんな時間にどうしたんだ？」

ジャミル「いくら寮の中とはいえ、不審者が居ないとは限らないぞ？」

あ、早速だったが寮長と副寮長に会えた

……この2人に飲み物を強請るなんてさすがに生意気すぎるな

よし、諦めよう

貴方「…………」

しかしだ、諦めたとして……なら俺は今何をどう説明すればいいんだ？

え、えーっと……えっと……

カリム「……！A、お前何か血なまぐさいぞ？どうしたんだ」

貴方「……………？」

血なまぐさい？可笑しいな、ここに来てからは1回も戦場になんて行ってないのに……

ジャミル「…A、お前その拳……どうしたんだ？！」