キス我慢選手権 ページ37
玉北要素あり
でも藤北です
小悪魔北山くん
軽い裏あり
藤ヶ谷side
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「ねーだめ、たま来ちゃう」
「いいじゃん？キスくらいさせて」
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休憩時間、会社の空き部屋で同僚の北山と2人。こうやってキスをせがむのは初めてではない。北山には同じく同僚の玉森という恋人がいて、こういうことをするのは良くないんだけど、俺も北山もちょっとしたスリルを楽しんでいる。
・
「俺、結構キス上手いよ？」
「それ前も聞いた笑」
・
何年か前に流行った壁ドンというものをしてみる。俺より背の低い北山は自然と上目遣いに。でもその目は可愛いものではなく、小悪魔、いや、悪魔な目をしている。恋人がいるってのに北山はこの遊びをとても楽しんでいる。
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「玉森ってどんなキスするの」
「んー、優しいよ、でもえろい。」
・
一瞬見せた幸せそうな顔に心が少し痛くなる。別に、北山の事が好きなんていう自覚はないんだけど。
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「玉森のこと、家ではなんて呼んでんの」
・
別に聞きたくないことを聞いてしまう。
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「裕太かな」
「じゃあ俺の事も太輔って呼んでよ」
「えー、どうしよっかなぁ」
・
俺は、このイタズラに笑う北山の顔が好きだ。心のどこかで少し玉森に勝ったような気がするから。
・
「……ふふ、たーすけっ」
・
にこっと笑ってみせたその顔はイタズラを終えた子供みたいな笑顔だった。あざとくて、腹が立って、でも可愛くて。
・
「反則だわ、」
・
俺は北山の唇に食らいついた。
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たゃん(プロフ) - きたのさん» ありがとうございます！なかなか更新できず申し訳ないです…ゆっくり更新していきますのでよろしくお願いします！コメントありがとうございました！ (2018年4月18日 23時) (
レス) id: 9d6195d459 (このIDを非表示/違反報告)
きたの(プロフ) - 可愛い！可愛い！とっても可愛いです！！！純粋なふたりもにゃんにゃんなふたりも！これからも楽しみにしております。 (2018年4月14日 19時) (レス) id: 049911e489 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たゃん
| 作成日時：2017年12月16日 22時
