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「…あのなぁ」
「あーあーはいはいすみませんでしたー!!!」



















これから言われることは分かりきっている。
どうせ、
“ セクハラ野郎に構うなって言っただろ ”とか
“ なに連絡先交換してんだよ ”とか
そう言ったところだろう。

案の定、それっぽい事を口に出す裕太。
私はわーわーと言いながら
子供みたいに耳を塞いだ。





























「それより裕太、服着なさいよ!」
「お前が用意してなかったからだろ!」
「勝手にお風呂借りといて服まで用意してくれるとでも!?」
「いつもならしてくれるじゃん!」



















と、話題が逸れたところで
ガチャ、とドアを開き
“ ただいまー、 ”とお兄ちゃんが帰ってきた。









「ちょ、裕太来てたのかよ…てか服着ろよ」
「悪い、太輔貸して。」
「はぁ…またかよ、」









“ ごめん、 ”と素直に謝る裕太に
“ お前Aの前で半裸とはいい度胸してんな ”と
グーパンチをおみまいしたお兄ちゃん。

さすがシスコン。
へっ、裕太め。バチが当たったんだよばーか。









っと、北山さんに謝りのメッセージ入れなきゃ。
ケータイを開くと
すでに北山さんからのLINEが届いていた。

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作者名:たゃん | 作成日時:2017年11月14日 16時

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