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その後、閉店時間になり、
渋々店から出た北山さん達と裕太達。
私はその後も洗い物に追われて
仕事が完全に終わったのは12時前。



















「ふぅ…おつかれさまでした〜」



















そういえば閉店時間まで働いたのは初めてだ。
もう遅いしお兄ちゃんに迎えに来て貰おうかな…
なんて考えながら店を出ると
駐車場に人影が。



















「ん…どちら様でしょうか…って、北山さん!」
「よぉAちゃん、なーにしてんの」
「それはこっちのセリフですよ!」



















“ まだ飲み足りなくてぇ ”と
手にはコンビニの袋。
もう沢山飲んだはずなのに。



















「Aちゃんちょっと付き合ってよ、ねー?」
「えっ、ちょっと…」



















と、手を掴まれて
お店の近くにある公園に連れてこられた。



















「もう、彼女さん心配しますよ」
「んー?一緒に住んでねぇし大丈夫っしょ」
「だからってこんな遅くまで…」
「Aちゃんだって若いのにこんな時間まで働いちゃってぇー。」



















缶ビールをプシュっと開けて
“ ほら飲む? ”って。
それを手に取って1口飲んだ。









「うっ、苦い…」
「ははは、んだよ〜まだおこちゃまだな」









そう言って飲みかけのビールを
ぐびくびと飲んだ。

…私が口つけたやつなのに。
そんな事考える事もなく
平気で口つけちゃう北山さんはやっぱりチャラい。

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作者名:たゃん | 作成日時:2017年11月14日 16時

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