考え事【旧海賊】 ページ11
you side
この生活にそろそろ慣れてきた今日この頃、家にはシャオちゃんとゾムが居座っていた。
『何かいい事起きないかな…』
zm「せやなぁ…横に普段からの行い良うないヤツおるから、無理とちゃう?」
sya「誰が行い悪いヤツや」
『そ、そんな事ないと思うよ?』
sya「やっぱAは優しいな!!」
そう言って、太陽のような笑顔で頭を撫でてくれるシャオちゃん。
ゾムはそれを拗ねるように眺めていた。
zm「俺だってよしよししたいし」
sya「させるかエ□小僧」
zm「誰がじゃ!!」
『そんな事ないと思うけどなぁ…』
あれ、また同じようなこと言ってる?
もしかして、否定しなくて嫌われるのが怖いのかも。
でもゾムは「ありがとうなー!!」なんて言って、笑いながら撫でてくれている。
最近、会話で皆のイジりを聞いては「そんなことないと思う」で片付けている気がする。
それって、八方美人ってやつになっているのかな?
zm「どしたん?考え事?」
sya「暗い顔なってんで?」
『あっ…ごめん…ちょっとね…』
そうして、また考えた。
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zm side
さっきからなにか悩んでいる様子のA。
俺らは気になって声をかけてみるも、また考え事をしだした。
『うーん…』
出来ればここにいるシャオロンはまだしも、その他のことは考えて欲しくない。
痺れを切らしたシャオロンは、俺に話しかけるやいなや、
sya「今日一日だけでも、俺らだけ考えるようにせん?」
と俺に提案を持ちかけた。もちろん、その話には乗った。
sya「ゾム今すんげぇ悪い顔してるで…その顔、Aに見られんなよ?」
zm「任せとけ」
sya「大丈夫かよ…」
心配するシャオロンを横目に、Aの横に行った。
・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚
sya side
俺から持ちかけたのは良かったものの、あーいう系しか方法が思いつかない。
sya「でもなぁ…」
zm「どしたん。なんかええ方法思いついたか?」
sya「それがさぁ…あーいう系しか思い浮かばんのよなぁ…」
zm「むしろそっちの方が効果でる説」
sya「じゃあ…いいか」
男二人で世話の仕方を話し合った。当の話題の本人は、今入浴中。
俺らはとっくに入浴は終えていた。
ふんわりと香るAと同じシャンプーとボディーソープの香りに、気分が高揚する。
さぁて、出てきたら寝かせてやんねぇからな…食いつくしたる。
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氷華 璃瑠(プロフ) - 影丸さん» 分かりました!ありがとうございます!! (2020年7月21日 19時) (レス) id: 915617822f (このIDを非表示/違反報告)
影丸(プロフ) - リクエストなんですけどよろしいですか?宜しければ旧海賊の絡みが見たいですので気が向いたらでもいいのでお願いします (2020年7月21日 18時) (レス) id: 2fce466c54 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 氷華 璃瑠さん» そうですね (2020年3月9日 21時) (レス) id: c718cabe48 (このIDを非表示/違反報告)
氷華 璃瑠(プロフ) - Aさん» そっちは……wrwrの姫は〇〇がお好きでやっていいですか? (2020年3月9日 20時) (レス) id: 915617822f (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - リクエストなんですけど、吸血鬼系っていけますかね? (2020年3月6日 23時) (レス) id: c718cabe48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷華 璃瑠 | 作者ホームページ:http://https://mobile.twitter.com/K_hyoukariru
作成日時:2019年11月30日 17時