呪言 (ページ6) - 小説/夢小説

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第4話ページ6

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そうして女子更衣室でも全員と自己紹介を終えた調月は少し嬉しそうにグラウンドに出る。

隣には八百万と耳郎が居た。

全員がグラウンドに集まり、生徒達は不思議そうに目の前の担任、相澤消太が何をするのかとまじまじと見た。

そうして彼の放った言葉に驚愕し、思わずオウム返しをした。

「「───個性把握テストォ！！？」」

A「！？」

生徒達が声を出して驚く分、調月は目を見開いて驚いた。

調月の前に立つ少女⋯⋯麗日お茶子は楽しみにしていた入学式とガイダンスに参加出来ないということに驚き相澤に問うがそれを上手く交わされる。

相澤「雄英は自由な校訓が売り文句。
そしてそれは先生側もまた然り。
お前たちも中学の頃からやってるだろ？
個性使用禁止の体力テスト。
国は未だ確実的な記録を取って平均を作り続けている。合理的じゃない。ま、文部科学省の怠慢だな。

実技入試成績トップは爆豪だったな。
中学の時ソフトボール投げ何メートルだった？」

爆豪「67m」

調月は爆豪と呼ばれた少年を見る。

他のクラスメイトは真逆朝から揉め事を起こしていた不良が成績トップとかコミックかよ⋯！と驚いていたが彼女は違う点。

A「(⋯⋯ヘドロ事件の⋯)」

調月は丁度中学三年生の頃、テレビで見た。

同い歳の男の子がヴィランに捕まったけどそのタフネスと強力な個性⋯そして、オールマイトにより助かったというニュース。

当の本人、爆豪は相澤に指示された通りに円の中で球に個性を使いソフトボール投げをしようとする。

爆豪「死ねェ!!!!!」

相澤「まず自分の最大限を知る。
それがヒーローの素地を形成する合理的手段」

相澤が生徒達に見せた爆豪の記録。

“705.2m”

個性を使用しない場合では有り得ない記録。

それは勿論、皆の好奇心を掻き乱した。