3話 ページ5
.
ウサミがいなくなった後、皆は修学旅行のことを納得出来ていなかった。
?「と、とりあえずさ、この島が本当に安全なのかも分かんないし各自見て回ってみない?
それと、一応自己紹介しとこうよ!」
赤い髪で首にカメラをぶらさげている女子が言った。
その意見に大体の人は賛成していたが、男子で一番小さい奴が反対?なのかな?していた。
俺はお前らと仲良くする気ねーぞとか言ってたかな。
まぁ、私も賛成はしてないけど…
だって、人ってすぐ裏切るじゃん?
だったら、最初から仲良くする必要なんてないよ。
まぁ、でも、あのチビ男みたく面倒なことになるのは嫌だから上部だけでも仲良くしとくか…
上部だけでも希望のカケラ集まるかな?
そこで私は口を開いた。
「んー、自己紹介は島を回っている間に個人同士で済ませておけばいいよね?
そっちの方があんまり時間使う必要ないと思うんだよね!」
?「確かにそれも一理あるな」
そう言ったのは竹刀を背負っている銀髪の女子だった。
その言葉の後に皆賛成の声を上げていた。
それから各自島を回るということでバラバラに回る事になった。
どこか目的もない場所に向いながら、ウサミから貰った電子生徒手帳を開いた。
へぇ。この電子生徒手帳、島の地図と修学旅行のしおりと通信簿があるんだ。
律義に、通信簿なんて、多分この島にいる分の人達の顔も載ってる。ゲーム絵っぽいけどね。
名前と一般的なプロフィールと特記が載ってる。
これなら、自己紹介しなくても大丈夫じゃない?
電子生徒手帳を見ながら向かった先は牧場だった。
「…牧場の割に動物がいない…
ま、いっか。そんな事より何かないかな?」
?「よいしょ、よいしょ…!」
「…?あれは…確か、西園寺日寄子さんだったかな?」
「ねぇ、何やってるの?」
?「んー?あのねー、潰してるんだー!」
潰すって…?
私は西園寺さん(?)の足元を見た。
「潰してるって、蟻を?」
?「そうだよー!蟻タンだよー。蟻タン潰してんのー。」
?「上手くお腹の部分を潰すとね、プチッて気持ち良い音がするんだー。
おねぇ!一緒にやるー!?」
「んー。私は遠慮するかな。ごめんね。
それより、貴方の名前は何ていうの?
私は柊A。」
ヒイラギ (人1)
超高校級の図書委員
.
途中ですがすみません!
そして、お気に入り7人ありがとうございます!
80人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雪猫 | 作成日時:2017年8月26日 5時