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キ「…やっぱり“神”の正体は君だったんだね」
私達がそっと体育館に入ると、
そこにはたくさんの失踪していたと思われる少年少女
その子達が持ち込んだと思われるボールやスピーカーなんかが置いてあり
キュウが真犯人に謎解きを始めるところだった
キュウは犯人である牧野大介に向かって説明を始める
キ「…五十嵐先生を殺したのも
殺害現場の絨毯の上に、ガラスの置物が粉々になった落ちていた。
離れた場所に置かれていた置物が、なぜあんなところに落ちていたんだろうって
考えた…」
牧野君はガラスの置物に話が触れると驚いたように目を見開き
キュウを凝視する
キ「…答えは。君の眼鏡だ。
君は密かに塾長室に紛れ込み、五十嵐先生を襲った。
その時に、眼鏡を落とし割ってしまったんだ。」
キュウはそこから犯行の推理を話す
花瓶と燭台を利用し
被害者が毎晩大音量で音楽を聴いている習慣を使い
スピーカーと花瓶による共鳴振動で被害者を殺害したとを
キ「そして。
その破片を拾いきれず、部屋のガラスの置物を割ってカモフラージュした。」
牧野君の顔色に焦りが見え、さらにメグが言う
メ「貴方の眼鏡が失踪前と失踪後で変わっているのが、その証拠よ。
警察の鑑識にも頼んで裏を取った。
ガラスの置物の中に、眼鏡の破片が紛れていたそうよ。」
牧「ふふっ…」
牧野君は観念したのか顔に笑みを浮かべた
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作者名:ゆうな | 作成日時:2019年3月11日 23時