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トントン、トントン！
...ん？
「A、松村A！おーい、生きてるかー？」
ドアを開けると、龍斗が立っている。
「あ、龍斗...おはよう。」
「うん、おはよう。起こしたくなかったんだけど、さすがにもう昼過ぎたから...何か食べて薬飲んどこうよ。」
「あれ、もうそんな時間？」
「うん、もう2時かな。」
「うわぁーよく寝たなぁ。」
「それだけ疲れたってことだよ。じゃ、降りようか。」
龍斗に見守られながら、階段を降りる。
少し遅めの昼ご飯は、卵雑炊。
「美味しい。これ、本当に龍斗が作ったの？」
「じゅんこさんにレシピ教えてもらってきた。」
部屋を見まわすといつの間にか、参考書だらけだった部屋がこざっぱりとしている。
「もしかして片付けてくれた？」
「あ、ごめん勝手に。分かるものだけ。」
「いやいやこちらこそ！ありがとうございます。」
「で、掃除機かけたいんだけど、どこにあるかな？」
「いいよ！あとから私するから！！」
「いいよついでだし(笑)。」
「...じゃあ、玄関の収納にある。」
「了解。」
食事を済ませ、ぼんやりとソファーに座る。
薬も効いたのか、少しうつらうつらしながら、まどろむ。
龍斗が洗い物をしてくれている。
掃除機をかけてくれている。
何気ない生活音が、とても心地よい。
...誰かが一緒にいてくれるって、こんなに穏やかな気持ちになれるんだなあ。
「おい、A！ここで寝るなって！！ぶり返すぞ！！」
「...は！！」
龍斗に揺り起こされ、慌てて起きる。
「夕ご飯までまだ時間あるから、もう少し寝ておいでよ。」
「え、龍斗まだいてくれるの？」
「そのつもり。ちょっと買い出し行ってくるけど。何か食べたいもの、ある？」
「うーん...えっと...麺類、とか？」
「分かった。車、借りるね。」
「うん、お願いします。」
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Momanao(プロフ) - めろんぱんさん» おぉリクエストありがとうございます！！前向きに検討してみますね！いつも応援ありがとうございます！！ (2021年4月6日 21時) (
レス) id: a8ed6fc393 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - はじめまして！02世代シリーズが大好きで何度も読み返してます！作間くんが上京せずに地元の大学に決めた経緯や、自転車〜高校卒業エピめちゃくちゃ気になります、、。機会があればぜひ読みたいです。これからも更新楽しみにしてます！ (2021年4月6日 20時) (レス) id: 3589a32c79 (このIDを非表示/違反報告)
Momanao(プロフ) - ときめきがとまらない...考査が終わったので更新頑張りまーす！ (2019年11月29日 23時) (レス) id: a8ed6fc393 (このIDを非表示/違反報告)
おかゆ(プロフ) - うっっっときめきが……（ ; ; ） (2019年11月29日 22時) (レス) id: 5c32bba385 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Momanao | 作成日時：2019年10月19日 13時
