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職員室に響き渡る爽やかな声。
上野先生の髪がふわっとなびく。
A「...にーちゃん...」
やって来たのは、長身で眉目秀麗な青年。
北斗「本当に妹が申し訳ありませんでした!!あいにく両親が不在でして、僕が迎えに来ました。」
女の先生達が、ざわざわしている。
上野先生「ああもう全然!怪我なく無事にタンバリンが外れてよかったです!あ、この子たちも協力してくれたんですよ?」
と、俺たちの方を向く上野先生。
大光「すみません!俺がドラムすすめたばっかりに...」
猪狩「俺も...あおってしまったんで...。」
北斗「君たちは何も悪くないから!!全部Aがやったことだから!謝らないで!!...ところで、君たち何の集まり?」
大昇「あ...バンド、やってます。」
北斗「バンド?...で、Aは?」
龍斗「...あー、何なんでしょう...マネージャーなのか、紅一点なのか...」
北斗「そうなんだ...コイツ、邪魔してない?」
猪狩「あ、はい、おおいに邪、ふがッ!」
佐藤くんに口を塞がれている猪狩。
大光「いえ!!Aちゃんのおかげで毎日楽しくやってます!」
...大光、それは言い過ぎかも。
北斗「そうか...まぁ、これにこりず、仲良くしてやってくれ!」
猪狩「え、もうこりごり、うっ!!」
龍斗「はい、こちらこそ。」
今度は俺が猪狩に肘打ちをする。
北斗「よし、おい、帰るぞ!」
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Momanao(プロフ) - おかゆさん» これからもっとどんどんコメディー要素を入れていきたいと思ってます!いつも読んでくださってありがとうございます!! (2019年6月6日 6時) (レス) id: a8ed6fc393 (このIDを非表示/違反報告)
おかゆ(プロフ) - みんなでタンバリンつまみながら職員室行くところめちゃくちゃ笑いました (2019年6月5日 23時) (レス) id: 5c32bba385 (このIDを非表示/違反報告)
Momanao(プロフ) - hikaさん» ありがとうございます(笑)これからもよろしくお願いします! (2019年5月25日 21時) (レス) id: a8ed6fc393 (このIDを非表示/違反報告)
hika(プロフ) - こんな作ちゃん初めて読みました!他のキャラもハマりすぎです!続き楽しみです! (2019年5月25日 21時) (レス) id: e59ecc4db0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Momanao | 作成日時:2019年5月20日 21時