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ページ9

瀬尾「俺は抜ける」


里見「...瀬尾」


瀬尾「正直景山が死んだ理由とかどうでもいいし」


未来「それ本気で言ってんの?」


沙也「ごめん私も無理...もう帰りたい」


兵頭「俺も...親父に助けを呼んじまったから」


佑香「私も脱出するヒトカラしたいし...」


華「そんな理由?」


瀬尾「逢沢先生のパソコンで2階のロック解除しろ」


A『いくらなんでも、ここまで来てそれは薄情過ぎないか』


甲斐「今お前らが出てったら警察がなだれ込んで来てそれで終わりだ」





準備室に入ろうとした瀬尾くんの前に立つ

甲斐くんは睨みつけながら言い放った






瀬尾「知るかよ」

甲斐「あぁ?」

逢沢「警察が来る!」

「「えっ!」」








〜茅野side〜


機嫌が悪いのか
諏訪さんは乱暴にスクバを机の上に放り投げた


諏訪「ぶっきー、長くないらしいよ」

茅野「えっ?」

諏訪「病気だってもうすぐ死ぬみたい」

茅野「うそ...」



ピクリとも動かない先生の顔を見る




諏訪「馬鹿だよね

病院で大人しくしてたらもう少し長生きできたのに

澪奈の死の真相を暴くとか言ってるけど
やってる事犯罪じゃん...犯罪者が偉そうに」




確かに先生の一連の行動はめちゃくちゃだけど...




茅野「私は救われたよ、先生に...

澪奈があんな事になって...私は生きた心地がしなくて....ずっと時が止まったままだった

もし先生が澪奈の事に触れてくれなかったら、一生引きずってたと思う...ずっと澪奈に対して...」

諏訪「澪奈、澪奈、澪奈!」


諏訪「何で皆あいつにこだわるの?
私はあの女が嫌いだった

やりたい事に真っ直ぐで...ブレずに生きてて...目障りだった」

茅野「諏訪さんもブレてないように見えるけど

世界のファッションショーに出るようなモデルになるって」



Aとその話をしていた事を思い出す




茅野「ごめん、前に喋ってるの聞こえちゃって」

諏訪「分かんない

そもそも本当に叶えたったのかもうよく分かんない

いろんな物犠牲にして...失って

もう後戻りできなくなって
だから前に進むしかなくて

っ...何であんたにこんな話...」



諏訪さんは鞄を持って教室から出て行こうとした



茅野「戻ってもいいんじゃないかな

無理して進む必要ないと思う

そうだ!新日の棚橋と柴田の泣ける話があるんだけど...聞く?」

諏訪「聞かない」


そう言って諏訪さんは教室から出ていった

〜茅野side fin〜

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設定タグ:3年A組 , 逆ハー   
作品ジャンル:恋愛
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13歳のサイボーグ - 同じく〜続きを〜<(T T)> (2020年10月4日 23時) (レス) id: 5949217428 (このIDを非表示/違反報告)
ネコチー - 続きを〜!続きを書いてください〜(涙) (2020年5月8日 4時) (レス) id: d0f8e9b4d5 (このIDを非表示/違反報告)
- 12ページ目の「関係ないし!〜」のセリフ、甲斐くんじゃなくて諏訪さんじゃないですか…?いつも楽しく拝読しています。これからも応援させてください。 (2019年3月11日 8時) (レス) id: 67dc02145f (このIDを非表示/違反報告)
千春(プロフ) - Yuriさん» ありがとうございます(><)これかも更新頑張らせていただきます!! (2019年3月8日 13時) (レス) id: e043213a0c (このIDを非表示/違反報告)
Yuri - いつも楽しく読ませていただいています!更新、頑張って下さい!! (2019年3月7日 22時) (レス) id: d785c31dd6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千春 | 作成日時:2019年3月7日 7時

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