【3年A組】−正義２−

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柊「という訳で

今の話聞いてましたか?

郡司真人警部補」



刑事さんが...

今回の犯人探しをするということか?



柊「これから

問題のフェイク動画をあなたに送ります

そしてその動画の撮影者を探してください

タイムリミットは夜の八時

もし犯人を当てることが出来たら全員を解放しましょう」



教室がザワつく



柊「しかし間違えたら

クラスから犠牲者が出ます

まぁいつもは1人なんですけどねぇ

刑事さんは操作のプロですから

生徒5名の命を奪います」

A『えっ』


柊「僕のプレゼント

気に入って貰えましたか?期待してますよ〜

let's think」



刑事さんとの通話が終わり

先生が教室から出ようとした時



甲斐「5人てどうゆう事だよ」

柊「なんだ5人じゃ不服か?

なら10人にしようか」

「冗談はやめてください」

柊「俺は本気だよ

刑事さんを可哀想に思うなら

動画を撮ったものが速やかに名乗り出ればいい」

石倉「名乗り出るわけねぇだろ」

柊「そうか、なら刑事さんを信じるしかないな」



そう言い残して先生は教室から出ていった

もし...犯人が見つからなかったら

5人の命が...

でも、きっと先生は...

ぐちゃぐちゃになった頭がどうしても...



甲斐「...おい!!」

A『!!』

甲斐「お前今何考えてた」

A『甲斐くん急に』

甲斐「...暗い顔すんなよ」

A『...』

甲斐「誰も死なせねぇよ」

A『...なんで』

甲斐「...とにかくお前は

そんな深刻そうな顔すんじゃねぇ」



ぶっきらぼうに言い放った言葉

雑な言葉に

どこか救われたきがした

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