【3年A組】−正義２−

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教室に入り

いっせいに前扉に視線が集まった

先生は
それを気にしないかのように教卓へ向かった



柊「今日も俺の授業を始める

礼

着席」



教卓の横におにぎりを置き

自分の席に戻ると直ぐに号令をかけられた



柊「どうだ昨日は寝られたか」



柊カーテンしめてまわる



涼音「寝れるわけないでしょ」

柊「そうか、

やっぱり暖房完備でも雑魚寝はきついか」

甲斐「くだらねぇ事言ってないで

さっさと解放しろ」


柊「なら早いとこ真実を掴まないとな

じゃあ早速だが今日の課題を発表しまーす

茅野電気を消してくれ」



さくらは椅子から立ち電気を消した

黒板には動画が再生された



A((...これドーピングの

柊「これはドーピング疑惑に使われた

フェイク映像だ

この動画をSNSに投稿したのは宇佐美だ

だが撮影した奴は別の誰かだ」



柊先生は動画をとめ教卓に足を運んだ



甲斐「どうだか

罪を軽くするための言い逃れじゃねぇの」

香帆「はぁ?」

柊「宇佐美の言ってることは本当だ

フェイク動画を撮った生徒はこの中に居る」

茅野「先生は誰だか知ってるんですか」

柊「大体の目星はついてる

さぁ、動画を撮った人正直に手を挙〜げ〜てっ」

兵頭「挙げるわけねぇだろ」

柊「じゃあ動画を投稿した人を見つけないとな」

華「見つけるってどうやって」

柊「昔から犯人探しはお巡りさんの仕事だと決まっている」



スマホをタップし

耳元にあて通話を始めた

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