【3年A組】−正義１−

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茅野「次の日になるとAは手がボロボロになっていて理由を聞いても教えてくれなかった...でもすぐわかりました落書きがされてあった机を綺麗にする為に頑張ってたんだって...」

A『...』

茅野「Aはそれからも普段通り澪奈と話をしていました、でもA以外の皆が澪奈を避けるようになった、空気みたいに扱われて.....Aに対してもあたりが強くなって可哀想だった」

諏訪「ちょっと待ってよ!!うちらは別に....」

柊「それで茅野!!お前はどうした」


唯月の言葉を遮るように柊先生が大きな声で問う


茅野「手紙を貰いました澪奈から」


さっき見せてくれた手紙を思い出す


茅野「私とさくらは違う。

プロレスネタとか全然わからないし、
ずっと合わないと思ってた。

だからもう二度と話しかけないで

さくらとは友達になれない...

やっぱり私と澪奈じゃ釣り合わないんだって...だから私も澪奈を避けるようになりました。
澪奈を空気みたいに扱って...最低です、澪奈はきっとそれが辛くて」

宇佐美「何それ、それじゃうちらが自 殺の引き金引いたみたいじゃん
何?うちらを主犯にしてぶっきーに裁いてもらいたいの!?」


香帆...一体何を


茅野「そんなつもりじゃ…」



宇佐美「大体自分が一番の親友みたいに語っちゃってさぁ、そういうのまじでムカつくんだけど」


諏訪「あんたA以外になんて呼ばれてるか知ってる？
奴 隷だから何でも言うこと聞く奴 隷

分かる？誰もあんたの意見なんか求めてない
黙って言うこと聞いてりゃいんだよ！！」

A『香帆!いい加減にしろ!!!じゃあ香帆はどうなんだ!?一体澪奈の何を知ってそんな風に語っているんだ!!唯月もそうだ、唯月の言うとおりにしていれば皆死 なずに済むのか!?違うだろ!?寄ってたかって言いよるな!!』

諏訪「アンタもだよA!!自分だけいい子ちゃんぶって、正論ばっか言っていい気になってんなよ!!!

アンタだってクラスで一時期

偽善者って呼ばれてたんだよ

ウザイんだよそういうの!!!」

A『...』

柊「酷いねぇ」

宇佐美「うっさい！

私は卑怯な真似してまで一位なろうとしたあいつに
ムカついたから話したくなかっただけそれの何が悪いの」

諏訪「香帆に一票」


知っていた...それくらい私にだってわかっていた...

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