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ページ22

時間が刻々と迫る

そう考えていると大きな音を立て教室の扉が開いた


柊「どう?考えまとまった?」


そう言いながら柊先生はさくらの机の前に立ち両手を机に置いてさくらに近づく


茅野「もうちょっと...」

柊「間違えたら誰かが死 ぬ
答えたくない気持ちは分かるが

でももう8時まで時間がない

答えられなきゃ、この教室ごと木っ端微塵だぞ」

A『不用意に焦らさないでください』

柊「なんだ、さっきは負けて泣きそうだったのに威勢がいいな」

A『だから泣いてなどない!!』


柊先生は愉快そうに
教卓に向かいパソコンを起動させる


宇佐美「さっきの言えばいいんじゃない?」

諏訪「あれでいいと思うけど」

涼音「私も」

唯月達は澪奈が自 殺したのは
ドーピングがバレたから...

それが答えだと主張する

だがそれじゃないと
さっきの手紙から見て
少なからずさくらもそう思っているはずだと


A『さくら、自分の思っていることを述べてくれ』


さくらの手を握り
励ましていると

甲斐くんが痺れを切らしたのか


甲斐「さっさと言えよ!!」


机を蹴り飛ばした


さくらが口から発した言葉は



茅野「景山澪奈は

今年の全国大会でドーピングがバレて自 殺した」

A『なん...で』

柊「それがお前の答えか?」


さくら何故...

柊先生がさくらに聞き返した
求めていた答えでは無かったからだろうか


甲斐「しつけぇな、良いに決まって」

柊「茅野に聞いてんだ!」


柊先生が大声を出し
甲斐を制した


柊「お前が、景山の何を見て来て、何を見てなかったのか、よく考えるんだ」

茅野「今更何を言ったって澪奈は帰って来ません」

柊「確かに景山を失った過去は変わらない
でもこれからのお前は変えることができる
自分自身で考えて、答えを出すんだ」


何もかも知っているかのように話す


宇佐美「あのさ
何か2人の世界に入ってるけど、もう答えは出てるから

澪奈は水泳界のプレッシャーに押されてドーピングに...」

A『まだ....!!』


言葉の続きは


茅野「違う!
澪奈が自 殺したのはそんな理由じゃない」


さくらの主張でもみ消された

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設定タグ:3年A組 , 逆ハー   
作品ジャンル:恋愛
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千春(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます!! (2019年3月2日 18時) (レス) id: e043213a0c (このIDを非表示/違反報告)
- とっても楽しかったです! (2019年2月27日 22時) (レス) id: c617a89f3b (このIDを非表示/違反報告)
千春(プロフ) - チョンボさん» 楽しく読んでいただけてとっても嬉しいです!!これからも頑張らせていただきます!!応援ありがとうござました(><) (2019年2月21日 17時) (レス) id: e043213a0c (このIDを非表示/違反報告)
チョンボ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます!めっちゃくちゃ面白いです!これからも頑張って下さい! (2019年2月21日 12時) (レス) id: f16d7f5fb8 (このIDを非表示/違反報告)
千春(プロフ) - 春さん» 応援していただきありがとうございます!!これからも更新頑張っていきます( *˙ω˙*) (2019年1月31日 15時) (レス) id: e043213a0c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千春 | 作成日時:2019年1月28日 12時

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