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下駄箱にさしかかった所で
クラスメイトである茅野さくらと会った


茅野「おはよう、A!!
今日も相変わらず大和撫子!!
ビバ ビューティフル ジャパニーズ ガール!!!」

『あぁ、おはようさくら!!朝から元気があっていい事だ。』


さくらとは澪奈を通じて仲が良くなった
当初は名前を呼ぶことすらできなかったが
最近やっと慣れてくれたのか名前で呼んでくれるようになった

そしてこの挨拶からの一連の流れも慣れたものだ

さくらと談笑しながら廊下を歩いていると
何か重たいものが崩れ落ちる音が聞こえ
音のした方へ向かうと


「ホームルーム遅刻すんなよ〜」


クラスメイトの魚住 華と宇佐美 香帆の姿と
無残に倒されているダンボール
そして担任の柊先生の姿があった


さくらと私は駆け寄り


茅野「大丈夫ですか?」

柊「いいから、チャイムなるよ」

茅野「あぁ...じゃぁ...A行こ?」

A『さくらは先に行っててくれ!!私は先生の手伝いをしてから向かう』

柊「いや、遅刻するでしょうが」

A『舐めてもらっては困る、柊先生。
確かにさくらではこの重そうな荷物を持ち上げるのは無理だろうが、私ならこんなダンボール造作もない!!それに困っている人を助けるのは当たり前だからな』


そこでさくらがせめて荷物だけでも持っていくよと
言ってくれたのでお礼をいい預けることにした

それにしてもこの時期にこんな大荷物
美術部の方で何かに使うのだろうか

そう悶々と考えながらダンボールを
美術室まで運んだ


柊「...ありがと」

A『いや滅相もない、流石にこれを一人で持っていくのは柊先生であろうと骨が折れるだろうし...
何より私は体力バカだからいつでも使ってくれ!!』

柊「...」

A『...柊先生、いかがされた?』


気を悪くすることを言ってしまっただろうか
先生の顔を覗き込むと急にデコピンをされた


A『あいたっ!!』

柊「俺はそんなにヒョロくないし、Aも俺からすればただの可愛い生徒だよ。」

A『なっ!?かっ.......はっ.....!!』

柊「ん?」

A『かっ....可愛いとか...破廉恥です!!!!!』

柊「ははっ(笑)お前はいつの時代の人だよ...
ほら先生はもうちょっとしてから行くからAは遅刻しないように」


そう言って頭をポンポンと撫でた先生の手は冷たく
何処かいつもと違う雰囲気に少し緊張してしまった

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設定タグ:3年A組 , 逆ハー   
作品ジャンル:恋愛
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千春(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます!! (2019年3月2日 18時) (レス) id: e043213a0c (このIDを非表示/違反報告)
- とっても楽しかったです! (2019年2月27日 22時) (レス) id: c617a89f3b (このIDを非表示/違反報告)
千春(プロフ) - チョンボさん» 楽しく読んでいただけてとっても嬉しいです!!これからも頑張らせていただきます!!応援ありがとうござました(><) (2019年2月21日 17時) (レス) id: e043213a0c (このIDを非表示/違反報告)
チョンボ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます!めっちゃくちゃ面白いです!これからも頑張って下さい! (2019年2月21日 12時) (レス) id: f16d7f5fb8 (このIDを非表示/違反報告)
千春(プロフ) - 春さん» 応援していただきありがとうございます!!これからも更新頑張っていきます( *˙ω˙*) (2019年1月31日 15時) (レス) id: e043213a0c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千春 | 作成日時:2019年1月28日 12時

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