白色の可愛い原石の音

ジェシータイム ページ17

ジェシーside




先｢雨乃遅れてるよ！｣




『はい…！』




先｢雨乃！！！




( -ㅂ-)ﾊｧ…ちょっと休憩｣




『すいません…』




ﾊﾞﾀﾝｯ




珍しい…Aがこんなにミスるなんて…




北｢どうしたの？らしくない｣




優｢もしかして体調悪い？平気????｣




『大丈夫だよ。ごめん』




大｢大丈夫大丈夫！！




ミスすることぐらいよくあるから！｣




ジ｢コーチみたいにね！｣




優｢おい！笑｣




『ちょっと、頭冷やしてくるね』




ﾊﾞﾀﾝｯ




やっぱりおかしい…




いつもなら誰よりも笑ってくれるのに




慎｢何かあったのかな｣




樹｢慎太郎も聞いてないの？｣




慎｢今回はなんにも｣




いつもなら慎太郎に言うのに…




慎太郎に言いにくいこと？




ここは俺が！




ジ｢俺が様子見てくるよ！｣




北｢え？｣




ジ｢いいからいいから！｣




ﾊﾞﾀﾝｯ




慎｢ジェシーなんの自信？笑｣




樹｢急に乗り出してきたし笑｣




優｢同期にも言えないことがあるんだよ。




だから歳が近い自分が




いいって思ったんじゃない？｣




大｢そんな所まで考えてるかな〜？笑｣










どこかな〜




あ、いた！




ジ｢A？みーつけた！｣




『ジェシー…』




泣いてた…？




ジ｢めっちゃ探したよ〜！｣




『ごめんね』




ジ｢…何かあったの？




慎太郎にも言えないんでしょ？｣




『…ファンの子からいらないって




言われちゃった。




アンチなんて慣れてるはずなのに




久しぶりに言われたからかな




気にしなければいいのにね…』




そんなこと…




ジ｢要らなくなんかないよ。




AがいなきゃSixTONESじゃないもん！




それにファンがいらないって言っても




俺らにはAが必要なの！




ほら、いつもみたいに笑って！！｣




『ジェシー…ありがとう』




ジ｢うん！さ、心配してるし




戻ろ！！｣




『そうだね！』




そうやってずっと笑ってくれればいいからね




どんな時だって笑わせてみせるから




慎太郎に言えないことだって




俺に言ってくれればいいからね




俺だってAの力になれるから

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