遠い距離ｰDaisuke Sｰ (ページ24)

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story24☆ ページ24

You side

大介くんと

出かけた日から

数日がたち

今日は琳花と

久しぶりにご飯へ

琳花｢それで？
佐久間とやらと出かけたと？｣

『うん！
楽しかった〜！』

琳花｢なんで一言も言ってくれなかったの！？｣

『すっかり忘れてて…笑』

琳花｢なんにもなかった！？
大丈夫！？、｣

『平気だって…』

琳花｢男は、危ない…｣

『大介くんは
そんなんじゃないって！』

大介くんは友達で

誰よりも優しい人

出かけてる時に気づいた

さりげなく

車道側歩いてた…

他にもいろいろとあったけど

そういえば

初めて話した時もそうだったな

いつも話を振ってくれる

上手く話せなかった時も

話すまで待っててくれる

そんな彼と一緒にいると

心地よかった

なんでだろ…

琳花｢…まぁ？
Aがいいならいいけどさ…
佐久間ってやつも悪いやつじゃないのは
分かるし…｣

『ね！』

琳花｢さ、帰ろっか！｣

お店を出て

家に帰る途中

何故か

時が止まった感覚になった

分からないけど

見たくない、

そう思った