【千銃士R】今世の一応天狗の貴銃士は大心友の皇帝の手足を望む (ページ8)

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7話~天狗の隠れ蓑に注意~ ページ8

　

貴方「というか君と僕では年代もパーツも違い過ぎるので改造は出来ませんよ

これでも僕はカール君と同年代ですから」

スナイダー「あぁ、あの何時もお前の傍にいる邪魔虫……同郷同年代なんだったか？」

貴方「はい！その上同じホイールロック式拳銃です、ここまで来るともう運命としか思えませんよ」

スナイダー「運命ねぇ……」

　

どこに行くでも無く、何故か珍しく学校内にいるスナイダーさん

僕の部屋のドアに寄り掛かりながら頭上から僕を見下ろしながらクツクツと笑っている

人間はこーゆうのを運命だの偶然だのと言います、僕はこの言葉が嫌いですが今回はカール君に関するものなので話は別です

　

　

というかこの人突撃服ですね、制服じゃない

それに少し硝煙の匂い

　

貴方「…スナイダーさん、もしかして先程まで外でアウトレイジャーにぶっぱしてました？」

スナイダー「それが俺が召銃された理由だからな」

貴方「若いのに無茶し過ぎたら後々ガタが気安くなりますよ」

スナイダー「お前が言うと説得力が凄いな」

貴方「失礼な、これでもまだまだ現役で動けますよ！それに僕は天狗ですから飛んだり跳ねるのはどんとこいです」

　

年上扱いはして欲しいですが年寄り扱いはとてもやめていただきたい

僕はまだまだ現役なんですから！！

　

すると突然背後から肩に手を誰かから置かれた

……皆背後から現れるのやめて貰えませんかね？

　

　

カール「そうとも、Aは昔から僕の良き手足だ

だからAを僕に無断で手駒にしようとするなんていただけないねー、自重したまえスナイダー」

幾らレジスタンスのスナイダーがAと友好だった好とは言え度が過ぎるぞ

と、僕の肩をそのまま抱き寄せてスナイダーさんを見つめるカール君

　

　

　
スナイダー「……皇帝と言うより金魚のフンだな」

カール「好きなだけ言い給え、僕もAもお互いこの関係を強く望んでいるからね」

貴方「カール君……」

　

　

スナイダー「ふっ……気ぃ抜くなよ小さい皇帝、天狗は良く隠れると聞いた」

カール「分かっているさ」

貴方「え天狗？僕以外にいるの！？」

　

二人「「いない」」

貴方「え！？」