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- 1 . 鬼の少女 - ページ2
A side
いつだって、許されて生きてきた。
親を殺.した時も、自分に刀を向けてくる奴を殺.した時も。
全部、ぜーんぶ。
”しょうがない” ”刀を向けてくる奴が悪い”
そんな甘い言葉を聞き続けて。
ほら、今も。
許されようとしている。
『許して...?』
鬼殺隊員「ッ...」
自分に刀を向けてくる理由は知ってる。
私が人を何人も喰い殺.した鬼だから。
『余所見しちゃだめ』
鬼殺隊員「!!」
気付けば血濡れてる自分の手。
『...帰らなきゃ』
赤黒く染まった人をその場に置いて、そこから離れた。
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作者名:寝祢 -ねね- | 作成日時:2023年12月8日 17時