笑柱 . 弐章【鬼滅の刃】

伍拾 ページ1

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｢ 失礼します兄上 、Aさんと炭治郎さんが ... ｣




｢ むっ！もう体は良いのか！？ ｣


｢ はい！俺は近々任務へ復帰します ｣


『 私はもう半月様子を見るように言われていますが 、外出の許可が降りるようになりました

煉獄さんは大丈夫ですか ？ 』





俺は全く問題無い！と笑う煉獄さんに炭治郎が本題を持ちかける





｢ そうだったな竈門少年 、生憎父の部屋にあるのだが

どうにも俺は部屋に入れさせて貰えない ！

よもや 、こんな傷を負ってしまったからだろう ｣





俺の弱さに父も呆れているのやも知れないな

と言う煉獄さんに炭治郎は顔を顰める





『 ... 丁度良い 、槇寿郎さんに話がありますので私が行きましょう 』


｢ で 、ですがここ最近は私も部屋に入れて貰えず ... ！ ｣


『 大丈夫だよ千寿郎 、少々手荒になるかも知れないが ... 許して欲しい 』






そう言い残して部屋を出る

二 、三回程師範と共に来た事がある



槇寿郎さんの部屋にも挨拶をしに行った

あの時はもう既に酒にまみれてしまっていたな

と思い出す





『 ... お久しぶりです槇寿郎さん 。心笑 Aです 』


｢ 何の用だ ｣


『 少しお話が ... ヒノカミ神楽という物についてと

貴方自身にも少し 』





酒瓶だろうか

ドンっとドアにぶつかった音と共に帰れと叫ばれる



さぁ 、こういう時こそ笑え

ここで引いたら私も 、貴方も後悔する

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