参拾捌 ページ39
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『 もう大丈夫ですよ 、私の仲間が鬼を倒しましたからね 』
泣きじゃくる子供に不安そうな大人達
宥めるように優しく微笑んで 、列車から全員降ろしていく
ドォンッッッ
轟音が鳴り響いた
列車から降りた人達は不安そうに私を見る
『 大丈夫 、私が貴方達を守りますから
この列車の影に纏まって隠れていてください 』
ギュッと羽織の裾を握った子供の頭を撫でて
大丈夫だよと微笑むと 、ゆっくりと手を離してくれた
さっきの音は何だ
煉獄さんがついているから大丈夫だとは思うが ...
『 ッ 、猗窩座 ... だったかな 』
「 ! ... 久しぶりだなぁ 、また出会えた事だ
そろそろ名を名乗ってくれ 」
そう言いながら猗窩座は攻撃を仕掛けてくるので
炭治郎の前に立ち 、攻撃をかわしてゆく
『 ... 誰が言うか 、今度こそお前の首を切る 』
「 やはりお前は強い 、杏寿郎と二人で鬼になるべきだと言うのに ... 」
『 ... 笑の呼吸 、弐の型 、破顔一笑 』
猗窩座の腕が飛ぶが直ぐにまた生えてくる
猗窩座に対して煉獄さんも間合いを詰め攻撃を仕掛ける
『 ッ! 』
列車が倒れないよう技を連続で出していたからか
腹部の縫い目が開きかけているのを感じた
ズキズキと痛むが知らないふりをしてまた刀を握り直す
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音(プロフ) - 面白いです!完結頑張って下さい (2020年2月7日 18時) (レス) id: bbad42844a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧 | 作成日時:2020年2月3日 18時