弐拾参 ページ24
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辺りは夕暮れ 、間も無く完全に暮れるであろう
『 ... 上弦の弍と、参か 』
初めて上弦と会った上に同時に二人なんて
まぁ 、これは仕方の無い事だ
私は鬼殺隊なのだから何処で鬼と出会おうが
それによって死のうが変わらない
「 君の名前はなんて言うんだい? 」
『 ... 何故名乗らなければならない 』
力一杯地面を蹴り 、鬼が立つ木に目掛けて思いっ切り刀を振るう
鬼は後ろへと避けた
私の足元には上弦の弍の腕と握られた扇
既に腕は回復しているようだが 、二対一でどう戦おうか
「 そんな意地悪言わないでよォ ...
ねぇ猗窩座殿 ? この子は多少はやるようだし 、食べたら強くなれるぜ ? 」
「 ... 俺は女は食べない 」
頬を膨らませる上弦の弍に興味が無い様子の参
ならば 、先に弍をやってしまおう
『 笑の呼吸 、肆の型 、
壱の型 、呵呵大笑 』
「 ッ ! ふふっ 、ふふふ 」
再生したばかりの右腕と腹部を切る
本当は首を狙ったが避けられ外れた
ダラダラと血の垂れる体を見て少し目を見開くと 、小さく笑う上弦の弍
「 君はやっぱり強いんだね !柱かな ? 」
凄まじいスピードで回復しながらまた上弦の弍は笑う
______ 大正こそこそ噂話
肆の型 、
接地面を最小、最短にすることで縦横無尽に駆け回ることが可能となり 、捲き上げるような連続の攻撃を繰り出すよ
連続技に向いてるよ
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音(プロフ) - 面白いです!完結頑張って下さい (2020年2月7日 18時) (レス) id: bbad42844a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧 | 作成日時:2020年2月3日 18時